続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ジャンクガレッジ 北浦和店」【北浦和】

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 ◎「まぜそば(並)」七七〇円

 …先週土曜日。
  十一ヶ月振りの土曜日休みをやっとの思いで獲得。
  いや~、苦節三ヶ月半、永かった…。
  と言っても、此の一回こっきりなのだがね。
  日中は柴又散策に出掛け、「大黒鮨」で昼酒と寿司を存分に堪能し、
  帝釈天の参道を五感で愉しみ、帝釈天に詣で、庭園で癒され、
  「寅さん記念館」、「山田洋次ミュージアム」を見学し、江戸川河川敷に移動。
  矢切の渡しに乗船し、強風でヅラが飛ばされそうになってみる。
  顎紐をしてて良かったわぃ…。
  帰りしなに佃煮を購入し、堀切菖蒲園に寄り道して戻る。
  其の足で、同じ会社の方々との久し振りの再会も含めた呑み会に雪崩れ込む。
  北浦和の「生ラムジンギスカン 十勝平野」で一頻り、旨い羊肉を喰らい、
  酒を呷り、近況報告、馬鹿話に花を咲かせる。
  普段は孤独な感じなので、苦楽を共にした人達と呑めるのは心底愉しい。
  河岸を替えて、居酒屋で更に酔い痴れた後、如何しても〆たくて我慢出来ない。
  此方に行くと決めると、二名は帰宅、一名は御一緒して呉れると言うので、
  おっさん二人して、黄色い看板を目指す。
  昨年八月十三日以来の訪問だが、二ヶ所有った出入り口が一つに成っている。
  改装したのだな。
  店内に入り、券売機と向かい合う。
  「ジャンクガレッジ」では絶対「ラーメン」ではないと嫌なのだが、
  翌日から仕事で、大蒜摂取が出来ないのでと、悩んでみる。
  大蒜を入れられないのなら、「ラーメン」を頂く価値は無いと判断。
  普段は絶対に頂かない「まぜそば」を此の際だから頂いてみようと決断。
  自制して「並」にし、冷水を汲んで着席する。
  食券を手渡し、トッピングは断腸の思いで、「大蒜以外全増しで」と告げる。
  すると親切にも、最初から入っている揚げ大蒜は如何するかと訊いて呉れる。
  酔っ払った勢いで、其の儘、入れて貰う。
  一〇分程で丼が登場するが、「ラーメン」の様な迫力は無い。
  具沢山だが、暴力さ加減が影を潜め、大人しささえ感じられる。
  すっかりヘベのレケなので、何が入っているのかは分からない。
  と言うより、何が入っていても関係無いと言うか、如何でも良いと言うか…。
  箸でざっくりと全体を撹拌し、丼の中を汚らしくしてみる。
  凡そ六年振りに頂いた「まぜそば」の感想はと言うと、
  マヨネーズの味が強く、又、色々な味がし過ぎて、何だかなぁ…。
  否、旨いのだが、普段は「ラーメン」派の僕からすると、余所様の家に来た感じ。
  据わりが悪いと言うか、落ち着かないと言うか、此れじゃない感じ。
  何だろうな、酔っ払って全ての感覚が馬鹿に成っている所為も有ろうな。
  麺は何時も通り、腰と弾力、躍動感が有って良い。
  豚も何時も通り、白茶けていて、豚臭さが出てしまって精彩を欠いている。
  もう、昔の豚に戻る事は無いのだろうな…。
  いとも簡単に平らげてしまうと、「中」でも良かったかなと名残惜しい。
  嗚呼、大蒜摂取したい…。