続・ROCK‘N’ROLL退屈男

続・ROCK‘N’ROLL退屈男 B面⇒https://twitter.com/RandR_taikutsu

「ラーメン二郎 大宮店」【大宮】

イメージ 1

◆「ラーメン二郎 大宮店」【大宮】

 ◎「豚増しラーメン」七五〇円

 …サザエさん症候群が重症過ぎて、ゲヴォが出そう。
  午前中は不整脈っぽい症状も出ていたわぃ…。
  脈が飛ぶ気分の悪さったら無い。
  昨日は半年振りに実家に帰り、晩は両親、妹家族で「いろはのゐ」と言う店へ。
  此処ぞとばかりに、正真正銘の麦酒を呷り、現実逃避に余念が無い。
  一方で、随分と酒が弱くなった父親を見ると、寂しい気持ちがする…。
  帰宅後は風呂にも入らず、力尽きてバタンキュウ。
  夜間頻尿は相変わらずで、三度は起きただろうか。
  残り二日と成った、一年遅れの夏休みも、終焉を迎えようとしている。
  気が重く、身体も重く、入水自殺をしたら、随分と深く沈むだろうな…。
  九時には何とか起き出し、目高の観察をし、風呂に入り、のんびり過ごす。
  さて、もう、大蒜の体内備蓄が切れて久しい。
  腹の虫も喚き散らしている事なので、今日の昼御飯は聖地へと向かう。
  十二時二〇分頃に到着すれば、店頭に待ちは無い。
  店内に入り、食券を購入すれば、空席が一つ有る。
  何と言う幸運だろうか。
  否、此れで運を使い果たしたかも知れない…。
  兎にも角にも、腹が減って仕方が無いので、「豚増しラーメン」の釦を押し、
  水を汲み、前回同様、くの字型のカウンターの角っ子に挟まる。
  此の席は陣地が狭いので食べ辛いのよね…。
  今日は店主が居り、何処と無く緊張感が張り詰めている。
  此の空気には如何も慣れない。
  出来上がり迄、彼是と観察する。
  店内には、「下駄に揉み上げ」こと、大沢悠里の声が流れている。
  今日の豚の出来栄えはと、隣の客の丼を覗き込めば、う~ん、硬そうな気配。
  ぶれが大きいと言う評が有るので、今日は外したかと落ち込んでみる。
  さて、程無くして助手からトッピングを訊かれる。
  「野菜、大蒜、脂で」と告げ、例によって、プースーが溢れる受け皿毎受け取る。
  相変わらず、物凄い事に成っているな…。
  豚は確かに、間近で見ると硬そうで、パサパサ気味。
  先ずは、丼を慎重に傾け、プースーから啜ろう。
  おおっ、醤油ダレが立った、非乳化のすっきりとした味わいで、切れが有るな。
  此方で乳化したトロットロのプースーを頂ける日は来ないのだろうか。
  否、此方は此れで良いのだと、言い聞かせる様に、じっくりと味わう。
  五臓六腑に染み渡り、身体の隅々迄、毛細血管、リンパ腺を通って行き渡る様だ。
  野菜の上には、プルンプルンの背脂がぶっ掛けられ、此れが実に旨い。
  卓上の醤油ダレを掛けた野菜と一緒に頂けば、食が進んで仕方が無い。
  野菜の茹で加減は問題無い。
  麺に辿り着く前に、懸案の豚を一口齧る。
  確りとした噛み応えで、肉肉しさが有り、やや硬めで、パサつきも感じられる。
  然し、味付けが非常に宜しく、思った程の嫌味は無く、何時も通りに旨い。
  普段の出来の豚もちゃんと入っており、此れが七切れも有るから嬉しいわね。
  矢張り、此方の豚は唯一無二の存在だろう。
  麺はと言うと、茹で時間はやや長目で、テロンテロン気味なのは承知の上。
  「ラーメン 二郎」の麺はそう言う物だと心得ている。
  此方の店主が、「三田本店」で助手をされていた時分を不意に思い出す…。
  此の麺が次第に癖に成って行き、中毒症状を加速させるのだろう。
  プースー、豚も然る事乍ら。
  須らく大蒜も摂取し、身体に元気が漲る感じ。
  然し、暑さで汗が止まらず、此れから、ラーメンを啜るのに酷な季節に成るわぃ。