続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「つけ麺 らーめん研究所/にぼ兄弟」【吹上】

◆「つけ麺 らーめん研究所/にぼ兄弟」【吹上】
 
 …今週もやって参りました休日が。
  もう、本当、休日しか愉しみが無い…。
  休日に如何に現実逃避するかしか、毎日を過ごす上で考えていない。
  毎日、其の日暮らしと言うか、暦の日付を一日一日潰して行く様な日々で、
  只管、寿命が尽きるのを待ち続けるのみと言う様な暮らし振り。
  逆子の死に損ない、御負けの様な序の人生だが、こんなに酷だとは。
  生まれて来るんじゃなかったよ、全く…。
  昨晩は二十三時半に帰宅、晩酌がてら晩御飯を済ますも、著しく気分を害し、
  午前一時過ぎには寝床で失神するも、悪夢は相変わらず。
  夜中に暑さで、パンテーがズリオロスパンチョスなのも相変わらず…。
  股間は風通しを良くして、冷やさないといけないから。
  気分の悪さで、朝は七時前に目が覚めるも、二度寝し、九時半過ぎに起床。
  日常の疲労は此れっぱかりも回復しちゃいない…。
  疲労の心身を押して、十一時に家を出る。
  二年振りの自動車検査を受ける為、高等学校時分の友人が務める車屋へ。
  少しでも安く成るなら、こう言う伝手は使わないとね。
  自動車を預け、駅迄送って貰う序に、一緒に昼御飯を摂る。
  久し振りに会うので照れ臭さも有るが、こう言うのは良いな。
  御互い、随分と老けたが…。
  二〇一〇年の自動車検査の折にも訪れた此方へ。
 
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 ◎「瓶ビール」五五〇円⇒五〇〇円
 …すっかり地元の人気店らしく、満席で暫く待って入店。
  カウンター席に腰掛け、発注にも待たされる程。
  で、友人には悪いが、折角の休日なので飲酒は必須。
  「生ビール」を発注するも、樽が切れている様だ。
  思わず、「なぬー!?」と発するが、瓶麦酒なら有ると言う。
  麒麟麦酒の「秋味」だが、何故かジョッキに注がれて登場。
  ジョッキが凍ってるのは有り難いんだが、注ぐのが瓶麦酒の醍醐味なんだが。
  まあ、味に変わり無いので、シャリシャリとした黄金色のプリン体を摂取。
  因みに、料金は「生ビール」の値段で良いと言う心配り。
 
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 ◎「超濃厚煮干し中華そば(大盛)」九〇〇円
 …麦酒と一緒にラーメンも発注していた。
  此方は「つけ麺 ラーメン研究所」と言う店と、「にぼ兄弟」と言う店が、
  同じ敷地内に、出入口が二つ有ると言う店だったが、今は統合されている。
  つけ麺は勿論、味噌味、カレー味、博多ラーメン、混ぜ蕎麦等々、
  ともすると、期待出来ない店の典型のメニュー構成だが、
  煮干し系に関しては、新潟県燕三条系の味を踏襲しており、期待が持てる。
  下調べもしていたので、発注はすんなりと「超濃厚煮干し中華そば」に決定。
  麺の量は二〇〇グラムの並盛りで良いかなと、事前には考えていたが、
  発注する段に成り、三〇〇グラムの大盛りで御願いする駄目中年振り…。
  嬉しい事に此のラーメン、盛りは「ラーメン 二郎」仕様と言う。
  麺は、此方で言う極太麺の「もっちりごん太」と言う物らしい。
  麦酒を呷りつつ、時折会話をし、出来上がりを待つ。
  直前に、大蒜の有無を訊き忘れた様で問われ、勿論、御願いする。
  大蒜迄付くとは、願ったり叶ったりだ。
  目の前に登場したラーメンは、何とも逞しい、力強さの漲るラーメン。
  野菜の上には、燕三条ラーメンの特徴である大量の背脂が雪の様に。
  期待にAカップの胸を膨らませ、先ずは蓮華でプースーから啜る。
  粘度が高く、ドロッとしており、此れは否が応でも期待が高まる。
  一口啜った其の刹那、煮干しの強烈な先制パンチが脳味噌を揺さ振る。
  おおっ、こうじゃないと煮干しは!
  「つけ麺 弐★″屋~にぼしや~」の煮干し風味が上品に感じられる程、
  ガツンと来る、久し振りに濃厚な一撃を喰らう。
  動物系の豚骨の出汁もイカしており、胃袋にズシリと来る感じが良い。
  偶には、具合が悪く成る様な、身体に悪そうな豚骨を頂きたい。
  通常の「濃厚煮干し中華そば」は醤油味と括られているが、
  此方は豚骨醤油と謳われており、豚骨の存在感が確りと出ている。
  野菜に取り掛かれば、背脂も降り注ぎ、淡雪の如く見える。
  「二郎」系ではないので、卓上に醤油ダレが無いのが残念だが、
  茹で加減は好みで、シャキシャキとクタクタの中間で程好い。
  背脂は甘味を齎し、プースーにコクと奥行きを与えて呉れる。
  そして、「もっちりごん太」を引っ張り上げる。
  極太麺と言う程ではないが、其れに近い力強さが有る。
  確かに、もっちりとした弾力が印象的で、勿論、麺と絡む事は間違い無い。
  具の叉焼は先ず先ずの及第点で、ムッチリとした中に蕩ける感じが有る。
  麺麻は硬めで、味付けも薄目なので、箸休め的な感じで頂く。
  大蒜は生の物を刻んだのではなく、市販のチューブ入りの物だろうか。
  然し、思った以上に悪くなく、プースーに旨く溶け、馴染む。
  先述の通り、偶には胃袋に負担が掛かる様な具合の悪くなりそうな物が、
  無性に食べたくなるのだが、思いの外、身体的損傷も無く完食。
  背脂ビチビチの「燕三条まぜそば」も有り、後ろ髪を引かれて退店…。