続・ROCK‘N’ROLL退屈男

続・ROCK‘N’ROLL退屈男 B面⇒https://twitter.com/RandR_taikutsu

「宮原酒場 もつ焼きエビス参」【宮原】

◆「宮原酒場 もつ焼きエビス参」【宮原】
 
 …一昨日。
  其の木曜日に休日で、昨日の金曜日に一日労働し、今日土曜日が休み。
  諸般の事情でREAL厚木こと、本厚木に通い始め、もう疲労困憊…。
  毎日、四時間半の往復の通勤は参ってしまうわね。
  昨晩は何時もより三〇分早く、二十二時過ぎには電車に乗車出来るも、
  家に着くのは午前零時を廻り、目もショボショボの状態。
  こんなんで、身体が持つかしら…。
  まあ、良いや、話は木曜日に遡ろう。
  翌日の仕事を前に、晩に成り、サザエさん症候群が重苦しく圧し掛かる。
  そんな時は、発散しに外へ繰り出そう。
  宮原でもつ刺しが食べられる店が在ると言うので、現場へ急行する。
  チェーン店の様だが、朝〆のもつを売りにしているので期待が持てそうだ…。
 
イメージ 1
 ◎「生ビール(ジョッキ)」四九〇円
 …店内に入り、窓側の席に陣取り、もつ焼き屋らしい雰囲気を醸し出している。
  さて、先ずは、昼間に三杯麦酒を呷ったが、そんなのは遥か昔の出来事。
  改めて、口開けとばかりに麦酒を発注しよう。
  もう、酒に縋らないと生きて居られないので、酒は欠かせない。
  グイッと呷れば、爽快感が体内を駆け抜ける。
  御通しは大韓民国海苔。
 
イメージ 2
 ◎「レバ刺し」四〇〇円+「ハツ刺し」五〇〇円+「ハラミ刺し」五〇〇円
 …さてさて、主役の発注をしますかね。
  先達ての秩父旅行の目的だった「高砂ホルモン」にて、生でも食せるレバー、
  ハツを頂き、其の旨さに触発され、生肉をガッツリと頂きたくて。
  牛レバー刺しの提供が禁じられると言う、有るまじき事態に成って数年。
  豚の生肉の提供は禁じられていないので、新鮮な豚生肉を出す店は貴重だ。
  其れにしても、此の三種盛りは心躍る。
  先ずは「レバ刺し」。
  タレは胡麻油と塩で頂くのだが、矢張り、最高だな。
  トロンとして、コリッとした歯触りで、口内で蕩けてしまうよ。
  全く臭味も無く、いや~、此れならば際限無く食べられてしまうな。
  お次の「ハツ刺し」。
  此れは自家製の醤油ダレで頂くのだが、此れ又、何とも言えない食感。
  心臓を頂けば、心臓も鍛えられるかしら…。
  珍しい「ハラミ刺し」も行ってみよう。
  此方は醤油で頂くが、肉肉しく、ねっとりとした旨味が堪らない。
  完全に火が点いてしまった…。
 
イメージ 3
 ◎「スタミナ3点盛り」三九〇円
 …もつ刺しだけでなく、折角なので、串焼き、焼きとんも頂かねばね。
  持って来いの盛り合わせ、「スタミナ3点盛り」と言うのが良さげ。
  「レバ」、「ハツ」、「コブクロ」が盛り合わされている。
  タレと塩が選択出来ると言うので、タレで発注するも、出て来たのは塩…。
  まあ、良いか、こんな事も有るわね。
  一々、文句を言うなんぞ、下品で育ちの悪い事はしない…。
  「コブクロ」は言わずもがな子宮だ。
  男としては、何だか気恥ずかしいと言うか、甘酸っぱい気分に成ってしまう。
  こんな僕は変態だろうか…。
  些かの独特の風味を感じさせつつも、コリッ、プリッとした食感。
  「レバ」と「ハツ」もコリッとした歯触りで、胡麻油風味の塩ダレと合う。
 
イメージ 4
 ◎「えびすサラダ」五〇〇円
 …肉ばかりでも良いのだが、より一層、肉を美味しく頂く為に、
  宗教上の理由で普段は食べない野菜を頂いてみようかね。
  店名を冠した「えびすサラダ」に期待を寄せよう。
  刻み海苔、鰹節がふんだんに掛けられたダーサラ。
  其の下には赤茄子、胡瓜、玉葱、千切りキャベツ等が入り、上にはとろろが。
  粘り、滑りが良いわね。
 
イメージ 5
 ◎「レバ刺し」四〇〇円+「タン刺し」四五〇円
 …嗚呼、肉刺しの旨さの虜だ。
  「レバ刺し」の御替わりと、豚とデープキッスをしてみたくて…。
  火を通した牛とのデープキッスは珍しくないが、生の豚とのデープキッス。
  此の「タン刺し」の食感が何とも素敵。
  確りとした噛み応えが有り、ギューッとした噛み締め甲斐が好感触。
  むっちりとして、シコシコした弾力が堪らない。
  レバーは文句無しの旨さ。
 
イメージ 6
 ◎「レバ刺し」四〇〇円+「タン刺し」四五〇円+「氷馬刺」五八〇円
 …食べ過ぎで腹を壊しても、もう良い。
  旨い肉刺しを喰らい、如何にか成ってしまいたい…。
  「レバ刺し」は三皿目、豚とのデープキッスの塩梅が良く、更には、
  豚だけでは何なので、馬も行っておかないといけない。
  普通の「馬刺し」も有るのだが、「氷馬刺」と言うのも有る様だ。
  其の違いを訊いてみると、凍った状態で切って出すと言う。
  大体の想像は出来ていたが、矢張り、長野県の血が入っている僕としてはね。
  店内の暑さも相俟って、出て来た頃にはもう融けてしまっていたが、
  豚とは違う旨さで、馬に倣い、男性自身が大きく成ればナァと願う駄目中年。
 
イメージ 7
 ◎「もつ屋のどんぶり飯」四八〇円
 …すっかり、肉刺しに酒が進み、ホッピーも三杯頂き、緑茶ハイも頂いたか。
  記憶が曖昧だ…。
  如何やら、腕白駄目中年は〆に丼飯を頂いた様だ。
  此の「もつ屋のどんぶり飯」は其の日の御薦めが出されると言う。
  此の日は豚バラ肉と玉葱を炒め合わせた物が丼に乗っている。
  マヨネーズも加えられ、此れぞ腕白だ。
 
 本当、へべのレケの千鳥足で家路を辿り、帰宅後は床に倒れ込み、
 脱ぎ散らかしたズボンを枕代わりに気絶する駄目中年…。