続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ラーメン 長山」【池袋】

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◆「ラーメン 長山」【池袋】

 ◎「鶏豚骨魚介つけ麺(大盛)」七九〇円

 …先週月曜日。
  到頭、新しい週が始まってしまう…。
  何だろう、此の絶望感にも似た心持ちは。
  寝起きは頗る悪く、ストレスから来る吐き気で嘔吐き、毎朝涙目で、
  逆流性食道炎を患い、仕舞いには食道癌を発症しそうだ…。
  挙句に、花粉症だわ、右目のコンタクトレンズは損傷するわ、
  踏んだり蹴ったり、弱り目に祟り目、何を遣っても駄目な時は駄目…。
  そんな、僕のポンコツ事情はさて置いて、話は遡って月曜日。
  偶さか、独りで昼御飯を摂りに行く事に成り、彼是と目星を付ける。
  池袋と言う街はラーメン店が数多在るので、選択肢が多い反面、
  悩みが尽きないと言う面も有り、嬉しいんだか、悲しいんだか。
  そんな中で、目星を付けたのが此方。
  鶯谷に本店を構え、線路からも鶏を主体にしたラーメンと謳った看板が目立ち、
  以前から気には成っていたが、恐らく、支店と思しき店舗が池袋に在る。
  事前に場所も確認していたので、すんなりと辿り着く。
  店頭にはメニューが貼られ、「鶏豚骨醤油ラーメン」、「鶏豚骨魚介つけ麺」、
  夫々の値段に横棒が引かれ、七五〇円が六九〇円に、八五〇円が七九〇円に、
  六〇円値引きがされている様で、其れも入店動機として働く。
  木戸を開けて中に入り、券売機で件のつけ麺の大盛りの食券を購入する。
  店内は思いの外狭く、カウンター席のみで十一席程。
  着席し、食券を手渡し、冷水を呷って出来上がりを待とう。
  先客は二、三名で、厨房内は男性一名のみで切り盛りしている。
  一〇分強でつけ麺が配される。
  つけ汁は濃い茶褐色をしており、粘度が高そうなのが見て取れる。
  先ずは、麺の上にあしらわれた豚叉焼、鶏叉焼、麺麻、海苔をつけ汁に移動。
  準備が整った所で、麺を手繰り、其のつけ汁に浸して啜る。
  麺にべっとりとつけ汁が纏わり付くので、半分程を浸す。
  此れを啜れば、味付けは可也塩気が強く、流石の僕でも塩辛いと感じる。
  「鶏豚骨」と謳っているだけあり、鶏の濃厚な、まったりとした感じが有る。
  然し、塩気が強い所為で、鶏の円やかで滑らかな芳醇な甘味は感じられない。
  麺は、店内に「浅草開化楼」の麺箱が積まれているので、そうなのだろう。
  平麺で、ツルツルした口当たりで、スルスル入って行く。
  然し、何だろう、面白みに欠けると言うか、在り来たりな印象を受ける。
  「浅草開化楼」の麺に関しては、良い印象しか無かったのだが、
  ゴワゴワとした力強さも無く、ツルっとして、のっぺりした感じしか無い。
  ストレスで味覚も可笑しく成ったのかしら…。
  豚叉焼は可も無く不可も無く、鶏叉焼に至っては、此れ又、塩気が強過ぎる。
  麺麻は先ず先ずだが、全体的には一寸…と言った感じか。
  最後は、スープ割り用のポットが有ったので、滅多にしないスープ割りを。
  温まりはしたが、今一歩と言った印象は否めないか…。