続・ROCK‘N’ROLL退屈男

続・ROCK‘N’ROLL退屈男 B面⇒https://twitter.com/RandR_taikutsu

「麺処 ほん田 niji」【大宮】

◆「麺処 ほん田 niji」【大宮】

 …昨晩。
  日中は都電荒川線の旅、晩は大宮に戻り、「大宮酒場 もつ焼きエビス参」で、
  存分にレバ刺し、タン刺し、ハラミ刺し、ハツ刺し等の生肉を堪能し、
  時間も早いので、炭水化物で〆てから帰ろう。
  運良く、隣は「つけ麺 102」、斜向かいは「麺処 ほん田 niji」。
  「つけ麺 102」は行列が出来ており、面倒臭いので回避。
  「麺処 ほん田 niji」は店外に待ちは無く、程無く入店出来る様なので、
  酔っ払って移動するのも億劫なので、此方で御厄介に成ろう。

イメージ 1
 ◎「エビス生ビール」五〇〇円
 …券売機で食券を購入する際、如何しても、酒に目が行ってしまう。
  「生ビール」と言う食券を購入し、其れを手渡すと、ヱビスハートランド
  何方が良いか訊かれ、ヱビスで御願いする。
  生麦酒ではなく瓶麦酒で出されるが、細かい事は気にしない。
  手酌で注ぎ、グイッと呷れば、芳醇な香りの旨い麦酒。
  御通しが付くと知らずに、「チャーシュー盛り合わせ」の食券を購入。
  まあ、良いか…。
  御通しは胡椒が効いて、結構辛目。

イメージ 2
 ◎「チャーシュー盛り合わせ」三〇〇円
 …御通しが付くなら、此れは余計だったか。
  「メンマ盛り合わせ」と迷ったのだが、酔った時は気が大きく成ってしまい、
  後先考えずに食券を購入してしまうと言う、小心者の典型…。
  そうこうしていると、叉焼の盛り合わせが運ばれて来る。
  さんざっぱら、肉を喰い散らかしたと言うのに、此の期に及んで肉祭り。
  些かの後悔を残しつつ、肉を摘みに麦酒を呷るポンコツ駄目中年。
  叉焼の仔細に関しては、後述のつけ麺にて。
  何でかと言うと、其れは、僕が馬鹿だから…。 

イメージ 3 ◎「特選つけ麺」一〇六〇円
 …入店して食券を購入した際、麦酒の摘みに「チャーシュー盛り合わせ」を、
  清水の舞台からバンジージャンプした心持ちで食券購入したので、
  つけ麺は普通の「つけ麺」の釦を押し、着席する。
  食券を手渡す際、如何言う訳だか、何が如何成って、こう成ってしまったのか、
  「特選」に変更して呉れと、金を差し出す駄目っぷり…。
  酒で脳味噌が遣られて、可笑しく成ってしまっているんだろうな。
  四種類の叉焼が全て付き、麺麻は三種類の中から一つを選択出来ると言う。
  「穂先」、「極細」、「極太」の中から、つけ麺には「極太」が良かろう。
  穂先麺麻も大いに気には成る所だが、太い方が食べ出が有りそうで。
  喰い意地だけは汚い様だ…。
  「特選」に変更の二八〇円を追加で支払い、麦酒と摘みの叉焼で場を繫ぐ。
  そして、「特選つけ麺」が配膳される。
  先程見たばかりの四種類の叉焼に、極太麺麻、其れに味付け玉子、海苔が乗る。
  腹は既に、臨月の妊婦の様に大きく膨らみ、出っ張っていると言うのに…。
  具を全てつけ汁に移し替え、先ずは麺を手繰り、具沢山のつけ汁に浸して啜る。
  つけ汁は粘度は低目で、サラッとし過ぎてはいないが、ドロッともしていない。
  昨今流行りの魚介系豚骨なのは確かだが、魚介が強めに効いている印象。
  動物系のこってりとした重さは然程感じられず、あっさり目の感じ。
  麺は極めて緩い縮れが有り、表面はツルツルとしている。
  断面は四角く、ツルっとして、モチッとして、ムチッとしている。
  腰、張り、艶、弾力、何れも感じられて旨い。
  さて、具に取り掛からないと、一向に減らないのでね。
  手始めは「しっとり鶏チャーシュー」から。
  低温調理でしっとり仕上げた胸肉に秘伝のタレを塗り、炭火で炙ったと言う物。
  炭火の風味が香り、香ばしく、其の名の通り、しっとりとして、
  パサついた感じは丸で無く、鶏叉焼の印象が良く成った。
  続いては、「ほん田」の代名詞とも言うべき「ローストポーク」。
  真空低温調理を用い、瑞瑞しさが感じられ、艶やかだ。
  パストラミの様な味わいも感じられる。
  お次は「炭焼きチャーシュー」。
  脂が乗った肩ロースを二時間以上茹で、特製のタレに漬け込み、
  炭火で炙った物で、此れ又、炭火焼き特有の風味と香ばしさが印象的。
  然程のジューシーさは無いが、先ず先ずだ。
  最後は「煮豚バラチャーシュー」。
  味付けしたバラ叉焼を、更に赤葡萄酒、特製のタレで煮込んだ物。
  一番勝手知ったる叉焼だが、もっとホロホロ、トロットロだと嬉しい。
  麺麻はシャキシャキ、コリコリの極太を選択して正解。
  あれ!?最後はつけ汁を飲み干したか如何かすら覚えていない…。