続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「元祖ベジポタつけ麺 えん寺」【池袋】

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◆「元祖ベジポタつけ麺 えん寺」【池袋】

 ◎「ベジポタ煮干じめつけ麺」八〇〇円

 …四月五日。
  随分と久し振りと言うか、時間が経った気がする…。
  何せ、土日の休みの度に、何もする気力が無く、況してや、
  こんな駄ブログの更新なんぞ、億劫で以ての外だ。
  こんな更新でも、僅かではあるが、考えたりしないといけないので…。
  今迄は駄ブログを更新しないといけないと言う義務感めいた物が有ったが、
  最近は、駄ブログが無くても何ら不都合は無いし、却って、解放感も感じる。
  そうか、此の駄ブログに拘束されていたのだと、改めて思った。
  まあ、物書きでも何でも無いので、気が向いた時に記せば良いかと思いつつ、
  更新したい記事が幾つも溜まっているので、少しずつ行こうかね…。
  と言う訳で、話は遡って先々週。
  桜の花も散り始め、終焉を迎えようと言う頃に、毎年恒例の花見。
  昨年は仕事の為に参加出来なかったので、今年は二年振りの参戦。
  然し、こう言う時に限って、天気が悪く、生憎の雨で中止。
  代わって、池袋での酒宴と相成る。
  十一時半に到着すれば、既に「磯丸水産」で午前中から呑み始めている。
  こう言う時、朝から呑める店と言うのは重宝する。
  麦酒一杯、ホッピー六杯を呑み、二次会はペー氏と二人で似た様な店へ。
  其処でも更にホッピーを何杯も呷り、すっかり、とっくの疾うにヘベのレケ。
  さて、〆にラーメンは食べておきたいわね。
  酒と摘みで腹は十分過ぎる程に膨れているが、ラーメンは別腹だ。
  僕の希望で、一年一〇ヶ月振りの此方を訪れる。
  時刻は何時だっただろうか、十五時過ぎ、十六時前だったかしら…。
  店内に入り、「ベジポタ煮干じめつけ麺」の食券を購入。
  こんな時間と言うのに、店内は満席で、暫し待たされる。
  自由な世の中に成ったわぃ…。
  何分待ったかは覚えていないが、着席をして、出来上がりを待つ。
  隣のペー氏は突っ伏した儘、彼方の世界に逝ってしまわれた様だ。
  そして、つけ麺が配膳されても、氏は生き返る気配も無いが、
  取り敢えず、自分のつけ麺を美味しい状態で頂く事に専念しよう。
  酔っ払ってはいるが、久方振りに嬉しくなってしまう。
  麺を手繰り、ドロッと粘度の高いつけ汁にドヴンと浸して啜る。
  毎回感じるが、然程、煮干しの風味は全面的には押し出されていない。
  通常のつけ汁は、豚骨、鶏ガラをとろみが出る迄炊き込み、鰹、鯖、煮干し、
  海老、他数種類で出汁を取り、更に、より奥深い甘味を出す為に、
  独自の野菜を擂り潰した状態の物を合わせていると言うが、
  「ベジポタ煮干じめつけ麺」は、煮干しの比率を多少高めている程度か。
  十分に美味しい事は間違い無いのだが。
  甘味が強めに出ているが、纏まりが良く、食べ易く、万人受けする味だろう。
  麺は「もっちり麺」で提供されるが、表面はツルツルしており、
  其の名の通り、もっちり感が特徴と言う様に、腰と弾力が効いている。
  つけ汁に入る具は、叉焼と麺麻。
  何れも、余り存在感は無いが、無難、普通に美味しく頂ける物。
  最後はつけ汁を飲み干し、プクマンで食べ終える。
  ふと、隣を見遣れば、ペー氏が未だ突っ伏して寝た儘。
  周りに迷惑が掛かるので、ペー氏のつけ麺も僕が頂いて出よう。
  もう、腹は一杯だが、黙々とつけ麺を啜る。
  「ベジポタつけ麺」なのか「ベジポタ煮干じめつけ麺」かも分からない。
  食べ終え、ペー氏を無理矢理起こして外へ出る。
  すると、「俺、ラーメン喰ってないよ」と。
  起きないから代わりに食べて置いたと言い包め、ポンコツ中年二人は、
  夫々、家へと帰るが、僕は頭痛が始まり、十七時過ぎには御臨終…。