続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「らーめん つけめん 鶏の穴」【池袋】

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◆「らーめん つけめん 鶏の穴」【池袋】

 ◎「アサリとニンニクのらーめん ボンゴレチョップ」八八〇円

 …先週月曜日。
  新たな一週間が始まってしまい、又しても、夢も希望も失くす。
  夢と希望が詰まっているのは、僕の出っ張った腹だけだ。
  此の中には間違い無く、夢と希望がどっさり、びっしりと詰まっている。
  丸で、阿弗利加の飢餓難民の子供の様に、腹だけがぽっこりと出、
  パンパンに張って、何ともだらしない体型をしている…。
  まあ、長生きする予定もつもりも無いので、良いか。
  さて、憂鬱な毎日に、更に拍車を掛ける月曜日。
  此の日は独りで昼御飯を摂る事に成り、池袋の街を彷徨う。
  目星は付けてある。
  四月一日に訪店するも、毎週水曜日が定休日だったと今さっき知り、
  改めて、仕切り直しで御邪魔して、毎月恒例の行事を愉しもう。
  月替わりで提供される限定ラーメンが目当てだ。
  今年一月から再び頂ける環境に成り、今年四回目。
  一月の「カレーとチーズのらーめん(カリーぱみゅぱみゅ2015ver.)」、
  二月の「クロマニョン人ジャー」、三月の「鶏白湯の担々麺」と来て、
  券売機で確認すれば、「アサリとニンニクのらーめん ボンゴレチョップ」と。
  此れは一昨年の四月にも頂いており、毎年四月の定番メニューなのか。
  食券を購入し、店内に入れば、空席も有り、一番奥の席に案内される。
  どんな味だったっけかなと、からきし駄目な脳味噌から記憶を呼び起こす。
  そして、配膳されたラーメンを見ると、如何に、記憶が好い加減かを痛感。
  プースーは清湯かと思っていたが、コクの有りそうな鶏白湯。
  矢張り、僕の脳味噌がツーアルのマイハーだった所で、食事に取り掛かろう。
  先ずは、思い違いだったプースーから啜れば、嗚呼、旨い。
  鶏白湯の滑らかな口当たりと、円やかな深いコクに加え、
  浅蜊の味わいと、大蒜の風味が印象的で、此れは良いぞ。
  アンチョビも加えられているので、塩気も程好く効いている。
  伊太利亜を思わせる目箒を主体とした合法ハーブ類も入っているのかしら。
  続いては、ブロッコリーが邪魔なので、先にとっとと遣っ付ける。
  さて、麺を引っ張り上げれば、御馴染みの細麺。
  するすると入って来て、心地好い。
  腰の効いた固茹での麺は、此方も「三河製麺」なので心丈夫だ。
  具は叉焼こそ入っていないが、浅蜊、木耳、葱と存在感が有る。
  浅蜊は白湯を吸って、ぷっくりとして、貝の旨味が堪能出来る。
  「CoCo壱番屋」でも浅蜊のメニューが出るが、春は浅蜊が旨いわぃ。
  木耳は言わずもがな、コリコリとした歯触りは鉄板の旨さ。
  大蒜の風味も手伝って、プースーは漏れ無く完食。
  定期的に大蒜を摂取しないと、身体が持ち堪えられないので。
  来月は一体何だろうかと、思いを馳せ乍ら、午後の業務に戻る駄目中年。