続・ROCK‘N’ROLL退屈男

続・ROCK‘N’ROLL退屈男 B面⇒https://twitter.com/RandR_taikutsu

「中華そば くりの木 いな」【羽貫】

イメージ 1

◆「中華そば くりの木 いな」【羽貫】

 ◎「焦がしにんにく醤油ラーメン」七〇〇円+「穂先メンマ」一七〇円

 …昨日は日中、横須賀へと出掛け、ぐったりとして帰る。
  晩御飯を外で食べる元気も無く、大宮駅の駅ビルヂングで惣菜を購入し、
  炬燵で酒を呑み乍ら食べ、其の儘、轟沈すると言う駄目さ加減。
  何を遣っても、駄目な奴は駄目だ…。
  二十二時半過ぎに寝床に移動し、仕切り直しで寝るも、悪夢で魘される。
  此れは如何にか成らないものか。
  まあ、淫夢も偶には有るから良いか…。
  朝は八時に起き出し、風呂に入り、残り僅かな休日を大切にしよう。
  と言いつつ、午前中は溜まりに溜まった駄ブログを更新すると言う、
  極めて自堕落な過ごし方をし、十二時過ぎに昼御飯がてら外に出る。
  すっかり、気分も重けりゃ、身体も重く、心はどんよりと曇っている…。
  又しても、生来の優柔不断なので、食べたい物が決まらないが、
  家を出る前、一時間掛かって決めて出る。
  自動車を走らせ、一年十一ヶ月振りに此方を訪れる。
  白岡に在る、埼玉県を代表するラーメン店「もちもちの木」の系統で、
  加須の本店の他、此方の伊奈と、上尾にも支店が在るらしい。
  儲かっている所は、儲かっているのだな。
  其れも其の筈、駐車場は僅かに空きが有るが、店外には待ちが発生している。
  名前を記入し、一〇分一寸待ち、其の間、メニューを決定する。
  前回は「かすそば」だったので、今回は「つけ麺」か。
  否、「焦がしにんにく醤油ラーメン」と言うのも大いに気に成る。
  最近は「大勝軒」然り、つけ麺よりもラーメンの方が嵌っているので、
  後者にして、麺の太さは「太麺」、「細麺」、「極細麺」と有り、「太麺」で、
  「穂先メンマ」も付けてしまおうと、先に発注を済ませる。
  店内に入れば、五分強でラーメンが遣って来る。
  おっ、意外にも濁っておらず、やや透き通っているな。
  先ずは、蓮華でプースーから啜ってみる。
  通常の「中華そば」は魚介系と動物系の合わせ技に魚粉が入る濃い目だが、
  此れはもっとあっさりしており、些かの拍子抜け。
  然し、大蒜の風味が効いており、コクを醸し出している。
  「もちもちの木」の系統は、プースーが親の仇の様に熱熱で困るのだが、
  此れは然程、リアクション芸人の様に成らずとも頂けるので助かる。
  「古賀氏」もとい、「焦がし」と言う名の通り、香ばしさも感じられる。
  麺は「太麺」を選択するも、世間で言うと中細麺と言った感じの太さだが、
  微かに芯が残った感じで、腰が効いて、シコシコした食感が心地好い。
  只管に啜っていると、あっと言う間に無くなってしまい、随分と少ない。
  最近、三〇〇グラムだの、四〇〇グラムだの、量の多い物ばかりなので、
  一四〇グラムなんざ朝飯前で、一瞬で無く成ってしまう。
  代わりに大量に残ったのが、穂先麺麻だ。
  根元の部位はシャキシャキ、コリコリとして、歯触りが堪能出来、
  先端の部位は軟らかく、「穂先メンマやわらぎ」の様で秀逸だ。
  「桃屋」と比べちゃ悪いか…。
  叉焼はと突出した特徴こそ無いが、及第点の先ず先ずの物。
  葱と海苔も合っていて旨い。
  順調に塩分も摂取し、命を鉋で削る駄目中年。
  厄年で絶命すると思われるが、秒読み段階に入っているのだろうな…。