「ＰＩＺＺＡ ＮＡＰＯＬＥＴＡＮＯ ＣＡＦＥ」【駒込】

◆「ＰＩＺＺＡ ＮＡＰＯＬＥＴＡＮＯ ＣＡＦＥ」【駒込】

　…昨日。

　　世間様は端午の節句だとか。

　　節句よりもセック○の方が好きな変態の僕からしたら、目出度くも何とも無い。

　　こんな事ばかり考えているから駄目なんだな…。

　　さて、家に居ても悶々としてしまうので、外に出よう。

　　偶には文化的に、六義園で自然に触れよう。

　　駒込駅に降り立ち、先ずはラーメンで腹拵えが先決だ。

　　駒込と言えば、茅ヶ崎で暴力的な「あえそば」に嵌った「えぼし麺 菜良」、

　　其方の出身と言う「麺や あかつき」が在り、此れは見逃せない。

　　歩いて出掛ければ、何てこったい、閉店ガラガラ…。

　　気を取り直し、次は、池袋に在った時分から、結局、訪れず仕舞いの宿題店。

　　「東池袋大勝軒」の流れを汲む「麺屋 ごとう」が駒込に移転している。

　　然し、此方も閉店ガラガラ…。

　　おぢさんは困ってしまったよ。

　　仕方無く、「ザーピー」の文字が見えたので、此方に飛び込もう。

　　「𠮷野家」の系列の手軽な食事処の様だ。

　◎「ハイネケン（Ｇ）」六四八円

　…先に発注と会計を済ませる。

　　真っ先にルービーを発注。

　　メニューを詳しく見なかったが、「ハイネケン」の文字が見えたので、

　　此れを一番大きいので御願いし、ザーピー発注後、着席し、運ばれて来る。

　　良いね、良く晴れた昼間っから、こうして呑むのは。

　　阿蘭陀人じゃないけど、伴天連の国のルービーを美味しく頂く。

　◎「マルゲリータ」五四〇円

　…此方に決めた要因は、ザーピーが安い事。

　　味は二の次で、連休中で懐も傷むので、安く味わえれば御の字。

　　税抜きで五〇〇円と言うのは、貧乏人には有り難い。

　　厨房内で生地を伸ばし、窯で焼くと言うのは立派なもの。

　　生地の耳の部位の面積が随分と広いが、香ばしく、モチモチとして旨い。

　　五〇〇円で此れならば上出来だ。

　　赤茄子のテレレは酸味が爽やかで、水分は多目。

　　モッツァレラチーズと目箒の葉っぱも控え目乍ら、ちゃんとはしている。

　　伊太利亜人じゃないが、ザーピーは宜しいわね。

　◎「ゴルゴンゾーラ」七五六円

　…もう一枚のザーピーは「ゴルゴンゾーラ」で。

　　三日前に「ＴＲＩＴＯＮ ＰＩＺＺＡ」でクアトロフォルマッジを頂いたが、

　　すっかり其れに触発され、ズーチーの濃い味に惹かれてみる。

　　此れも生地の耳の面積は広めで、一切れはズーチーさえ乗っていない物も…。

　　然し、ゴルゴンゾーラの塩気が麦酒を進ませる。

　　とは言え、一杯で止すが…。

　　此れも蜂蜜を塗して食す様だが、今回は其の儘で頂く。

　　此れに関しては、七〇〇円は割高感を感じてしまう。

　　ちゃちゃっと頂くには宜しいかな。

～御負け～

新緑の六義園。