続・ROCK‘N’ROLL退屈男

続・ROCK‘N’ROLL退屈男 B面⇒https://twitter.com/RandR_taikutsu

「あぢとみ食堂」【川島】

イメージ 1

◆「あぢとみ食堂」【川島】

 ◎「つけタンメン」七八〇円

 …昨日の金曜日を代休に充てた為、三連休の中日。
  昨晩は「居酒屋 やず」で酔い痴れ、花金を満喫し、大人しく帰宅。
  大量飲酒した訳でもないので、今朝の寝起きは良く、六時には目が覚める。
  とは言いつつ、外は雨の音がしており、スパッと起きる気分でもなく、
  寝床でごろごろし、七時過ぎに起き出し、一日を開始する。
  折角の土曜日だが、生憎の雨で、何だか気分も重くなり勝ちだ。
  午前中は極めて自堕落に過ごし、「ぶらり途中下車の旅」を観、
  空腹感に苛まれ、昼御飯も兼ね、何処かにぶらっと出掛けようと飛び出す。
  目的地は何と無く、紫陽花が咲いていると言う、嵐山町金泉寺
  其の方向に自動車を走らせると、此方が思い付く。
  二〇一〇年一〇月二十三日以来、四年八か月半振りに御邪魔してみよう。
  国道二五四号線から脇に入った所で、目の前には田園風景が広がっている。
  何だろう、田舎の食堂と言った佇まいも有り、心落ち着く感じが有る。
  正午前だが、店内は満席で待ちが発生している。
  店内の長椅子に座り、メニューを見乍ら、空席が出来るのをヂッと待つ。
  一〇分強で席が空き、着席し、発注をする。
  此方は何時の間にか「タンメン」が有名に成った様だが、此の暑さなので、
  汗だくに成るのは困るので、「つけタンメン」にしてみよう。
  其れから更に待つ事、十五分程で配膳される。
  調理をするのは店主氏一人の様なので、時間が掛かる旨が記されている。
  さて、タンメンのつけ麺とは珍しく、早速、麺の上の海苔をつけ汁に移し、
  麺を手繰り、「ラーメン 二郎」を凌駕する様な野菜たっぷりのつけ汁に浸す。
  つけ汁は鶏ガラと魚介系を合わせた物の様で、味わい深い塩味。
  タンメンらしく胡椒が効いており、野菜を炒めた胡麻油の風味も薫る。
  萌やし、キャベツ、韮、人参、玉葱、豚肉から溢れ出た旨味も感じられる。
  つけ麺のつけ汁なので、もっと濃い味かと思いきや、塩気は控え目の印象。
  此の儘、麺を全部投入したら、普通の「タンメン」としても通用しそうだ。
  麺は中太で、量は然程感じず、二五〇グラムと言った所か。
  むっちり、もっちりとして、強靭な腰こそ感じられないが、つけ汁に良く合い、
  強烈な印象は残らないが、弾力が心地好く、食感が宜しい。
  然し、此れだけ野菜炒めが入っていると、別で御飯を発注し、此れを御数に、
  野菜炒め定食としても頂けそうな程で、店内の貼り紙には、
  野菜不足を感じたら、此のタンメンを週に一度は食べようと推奨されている。
  優しい乍らも、胡椒の爽やかな辛味の効いたつけ汁も粗方を飲み、御馳走様。
  夏限定の「冷やし担々つけ麺」も気に成ったが、次回以降の宿題だな…。

~御負け~
嵐山町金泉寺の紫陽花。
イメージ 2