続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「らーめん工房 みそ伝」【上尾】

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◆「らーめん工房 みそ伝」【上尾】

 ◎「特みそらーめん」八〇〇円

 …日曜日。
  先週末も土曜日が出勤だった為、休日は日曜日のみ。
  最早、週末に連休を取る事すら困難に成って来ている。
  人手不足が昨夏からずっと解消されず、悩みの種を抱えた儘だ。
  三月前半は、毎日十二時間近い労働をせざるを得ないのも確定的で、
  心身共に過酷な状況に置かれ、花粉症も相俟って、何だかね…。
  あっ、御案内迄に申し上げておくが、今日はサボタージュではなく、
  土曜日出勤分の代休なので悪しからず。
  話は遡って日曜日。
  偶の休日も、取り立ててする事も無く、極めて自堕落に午前中を過ごす。
  昼も過ぎ、腹も減ったが、此れと言って食べたい物も浮かばず、
  取り敢えず自動車を走らせ、当て所無く、上尾方面に向かう。
  新大宮バイパスから、県道川越上尾線を右折し、暫く走ると、
  以前から存在は知っていたものの、入る機会が無かった此方を発見。
  上尾と桶川に店舗を構える、味噌ラーメンを売りにした店。
  十三時と言うのに、店内は賑わっており、地元で愛されている様だ。
  席に通され、メニューを眺めると、矢張り、味噌が一押しの様だ。
  醤油ラーメン、つけ麺、定食メニューも有り、一寸、不安も過る…。
  まあ、初めてなので無難に、メニュー最上段の「特みそらーめん」を発注。
  一一三〇円の「特みそチャーシューメン」に惹かれるが、初めての店で、
  叉焼を追加して外れた時の衝撃が大きいので自重する。
  一〇分強でラーメンが配膳され、腹っ減らしの胃袋が鳴る。
  先ずはプースーから啜れば、粘度は低く、サラッとした物。
  「濃厚な味噌と油脂等を基本に、最高のコクと感動の味を」との触れ込みだが、
  濃厚民族としては物足り無さを感じ、「麺処 花田」の様な物を求めてしまう。
  塩気と辛味が、少々刺刺しさを齎すが、昔乍らの味噌ラーメンと捉えよう。
  炒めた萌やしは熱熱で、シャキシャキとした食感で、挽き肉も見える。
  麺は味噌ラーメンらしく、黄色い縮れた麺で、プリッとした口当たり。
  北海道から空輸しているらしいが、「西山製麺」なのだろうか。
  具の叉焼は薄い物で、少し豚臭さも感じられ、叉焼増しにしないで正解か。
  麺麻は先ず先ずの及第点だが、特筆すべき点は無い。
  食べ進めると、何だか後を引き、子供の頃に食べた「どさん子」等、
  懐かしさも想起させ、まあ、偶には良いかと店を出る駄目中年。