続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「中華そば つけ麺 村岡屋」【東武宇都宮】

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◆「中華そば つけ麺 村岡屋」【東武宇都宮

 ◎「特製つけ麺」一〇〇〇円

 …四月十六日。
  危うく、四月十一日から十三連勤に成り掛けたが、何とか回避。
  流石に、其れは心身が壊れてしまうので、勘弁願いたい…。
  折角、棚から牡丹餅の如く休める様に成ったので、此の日はちょいと出掛ける。
  目的は、僕の一番好きなラーメン店「らー麺 つるや」の味を、
  二〇一三年八月八日以来、二年八ヶ月振りに頂くのが狙い。
  貧乏なので、高速道路は使えないので、只管、国道四号線を北上する。
  一〇年以上前、当時、壬生町に在った「らー麺 つるや」を知り、
  其の味に魅了され、舌を撃ち抜かれ、僕の中の一位の味なので。
  正午過ぎに宇都宮北部に辿り着けば、ガビ~ン!何てこったい!
  まさかの休業に、一気に気持ちが萎える…。
  定休日は月曜日の筈なんだけどな。
  自分の運の無さを悔み、次に行こうと、当てを探す。
  携帯電話で検索を試みると、良さげなつけ麺の写真が出て来る。
  場所は東武宇都宮駅から西に一キロメートル程の場所。
  急遽、予定変更し、現場へ急行する。
  駐車場も運良く空いており、定休日で食べられなかった分を帳消しにする。
  店外に待ちが発生しており、腰掛けに座って待っている間、
  色々と調べていると、何と吃驚!
  此方は、「らー麺 つるや」で修業をしたらしく、神様は見捨ててはなかった。
  一気に期待が高まり、一〇分程で店内に通され、其処で更に座って待つ。
  其の間に発注を済ませ、迷う事無く、「特製つけ麺」にしてみる。
  「らー麺 つるや」でも、全部入りの「つるやつけ麺」なので。
  一〇分強で席に通され、後は、配膳されるのを待つだけ。
  厨房内は男性四人体制で、ダークダックスと同じ編成。
  デュークエイセスでも可。
  其れは兎も角、運ばれて来たつけ麺を見ると、「らー麺 つるや」と言うより、
  身近な埼玉県で言うと、「狼煙~NOROSHI~」、「つけ麺 蕾本家」、
  そんな感じのつけ汁がドロッとした、濃厚魚介豚骨と言った趣き。
  其れにしても、驚いたのは、其の麺の太さで、饂飩の様な感じだ。
  さて、早速、逸る気持ちを抑えつつ、麺を手繰り、つけ汁に浸して啜る。
  ドロドロで粘度が非常に高く、浸け過ぎると最後迄保たないので程々に。
  つけ汁は鼠色がかった茶褐色をしており、魚粉、骨粉が見て取れる。
  拳骨、鶏ガラ、モミジ等を十二時間煮込むと言うだけあり、非常に濃厚。
  歳を重ね、段々、此の手のぼってりと濃厚なつけ汁が受け付けなくなって来て、
  個人的には少々重めに感じられ、衰えを感じたと同時に、もう少し軽めが希望。
  麺は饂飩用の製麺機を用いて打ったと言い、香り高い風味と腰が堪能出来る。
  其の売りの通り、物凄い腰と弾力が半端では無く、此れは一食の価値が有る。
  此の極太加減は、余所ではそうそう味わえないだろう。
  三〇〇グラム有ると言うが、一本が太く重い為、量の多さは余り感じない。
  具はと言うと、「特製」なので、全てが増量だ。
  叉焼はバラ肉を巻いた物で、肌理細かな脂と甘味の有る肉質が特徴と言う、
  「和豚もちぶた」を使用していると言い、此れが四枚入る。
  昔の「らー麺 つるや」の様な絶品叉焼には及ばないが、肉肉しさは良い。
  麺麻は「らー麺 つるや」仕込みの極太で、ポリポリ、シャキシャキと快い。
  味付け玉子は黄身がねっとりと濃厚で、半熟具合が絶品で秀逸。
  他には海苔と葱が入り、具沢山で満足の行く物。
  最後はドロッドロのつけ汁をグイッと飲み干し、汗だくで退店。
  次回は「らー麺 つるや」だな。

~御負け~
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大谷石採石場跡地の「大谷資料館」。
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