◆「らーめん つけめん 鶏の穴」【池袋】
◎「トマトつけ」八五〇円
…四月十三日。
何とか、懸念された十三連勤も回避出来、先週末の十六日、十七日も休日に。
肩凝りも酷く、バッキバキに凝り固まっており、気持ちが悪くなる程。
何か、一瞬で肩凝りが解消される様な薬物は無いのかしら。
嗚呼、一日中、按摩に掛かって居たい…。
さて、話は遡って、先々週の水曜日。
もう、記憶も遠い彼方に飛んでしまっているが、記憶の糸を辿ろう。
此の日は朝から池袋に向かい、残務を熟し、珍しく昼御飯を摂る。
最近、平日に昼御飯を摂る事はめっきり無くなり、久し振りの感じ。
気付けば月も改まったので、良し、此方に御邪魔しよう。
毎月の御愉しみ、月替わりの限定ラーメンを頂く為に。
今月も一応、今年に入ってからのメニューを振り返ってみよう。
一月は「とろーりチーズのチゲらーめん」、二月は「トリミソラシド」、
先月は「とりちゃんぽん。」と来て、さあ、今月は何かしら。
店に着き、店頭の貼り紙を見ると、「トマトつけ」とな。
赤茄子味のつけ麺とは、暖かく成って来て、さっぱりと、と言う感じか。
食券を購入し、木戸を開けて中に入り、空席に案内される。
食券を提示し、冷水を受け取り、一〇分程待ち、つけ麺の御出座し。
つけ汁は赤々として、赤茄子の香りが濛々と立ち上っている。
麺の上にあしらわれた水菜をつけ汁に移したら準備万端だ。
麺を手繰り、つけ汁に浸して啜れば、赤茄子の酸味が感じられる。
此れに鶏白湯を合わせてあり、其の酸味が円やかに感じられるが、
塩気は結構効いており、高血圧患者の僕には嬉しい限り。
此れに合法ハーブの花薄荷が加わり、仄かな辛味も伝わって来る。
麺は中太の物で、緩い縮れが有る様な無い様な。
冷水で確りと〆てあり、プリプリとした食感と、モッチリとした弾力、
此れが実に美味しく感じられ、又、瑞々しさも有る。
具は、鶏叉焼がゴロっと入り、味付けは濃い目で、個人的には好きだ。
他には玉葱、そして、面白い所で、賽の目状のじゃが芋が入る。
要らない気がするが、其の分、値段を一〇円でも下げて呉れると有難い。
後半は檸檬を麺に搾って頂いてみる。
非常にさっぱりと、酸味がすっきりとして、趣きが変わる。
最後は勿論、つけ汁をグイッと飲み干し、塩分を摂取し、来月の訪店を誓う。
