◆「らーめん つけめん 鶏の穴」【池袋】
◎「冷やし中華始めました 梅雨梅梅」八二〇円
…今夏、最後の土日休みと思われる週末を終え、一気に心が萎える。
今年も、凄惨な夏が訪れるのだと思うと、心身が疲弊し、卒倒しそうだ…。
相変わらず、肩凝りも酷く、週末の休日位じゃ良くなる訳も無く、
ヘルニアは何とか持ち堪えているものの、此れも時間の問題だ。
さて、あっと言う間の土日も明け、今日は池袋へと仕事に出掛ける。
朝からパーソナルなコンピューターと睨めっこし、座った儘と言うのも、
肩と腰に負担が掛かり、何れにしても、凝りと痛みからは解放されそうにない。
十三時を前に、ちょいとちょっくらちょいと、昼御飯でも頂いてみよう。
其れは織り込み済みで、明日に廻そうと、毎月の御愉しみに伺おう。
言わずもがなの、月替わりの限定メニューを頂きに此方を訪れる。
念の為、今年に入ってからの限定メニューを振り返ってみよう。
一月は「とろーりチーズのチゲらーめん」、二月は「トリミソラシド」、
三月は「とりちゃんぽん。」、四月は「トマトつけ」、
五月は「くまもと応援 鶏まーゆ」と続いて、
先月は「ハニーマスタードあえ麺 とりのプーさん」と来て今月はと言うと、
何、何!?今月は冷やし中華とな。
其の名も「梅雨梅梅」と書いて、「つゆバイバイ」だってさ。
はい、駄洒落で~す。
券売機で食券を購入すると、何でも、空調の故障で冷房が効かないと言う。
店内に入れば、確かに蒸し暑く、快適とは言い難いが致し方有るまい。
こう言う運の無さだけは持っている…。
食券を提示し、食器洗浄機で洗ったばかりの熱熱のコップに注がれた温い水を、
グイッと呷り、直ぐ様、卓上の少し冷たい水を注ぎ直す。
ん!?何でも、空調の修理の為、十三時で閉店する様で、客を断っている。
僅かの差で入店出来て、其の点では幸運だったか…。
さて、そうこうしている内に、冷やし中華が運ばれて来る。
何とも涼しげだな。
具は胡瓜、萌やし、若布、鶏肉の解し身、赤茄子、海月、主役の梅肉。
そして、氷が入っているのだが、小梅を入れて凍らせていると言う手の込み様。
邪魔な野菜を遣っ付けた後、麺を手繰って啜ろう。
麺は細い縮れ麺で、冷やし中華らしい麺とでも言おうか。
醤油ダレで、結構、酸味が効いており、夏っぽいと言うか、さっぱりしている。
下手をしたら、咳き込んで噎せてしまいそうだ…。
此れに梅肉の酸っぱさが加わると、塩気も相俟って、相当に酸味がきつい。
今月は少々、しっくりと来なかったが、来月に期待してみよう。
因みに、昨年八月は「冷やしらーめん 夏、投入」だったっけな…。