続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「焼肉 森林」【大宮】

◆「焼肉 森林」【大宮】

 …先週月曜日。
  此の日は、土曜日に出勤した分の代休を宛がう。
  翌日からは仕事だと、すっかりサザエさん症候群…。
  晩は何だか、最後の悪足掻きをしたく成ってしまう。
  翌週からの過酷な労働の壮行会とばかりに、念願の焼肉を喰らいたい。
  彼是と検索してみると、此方で旨い牛舌とデープキッスが出来る様なので、
  初めて此方に潜入してみよう。

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 ◎「アサヒドライプレミアム」六二六円
 …店に着けば、近所の月給取りの集団や、餓鬼を連れた集団が居り、
  囂しい一画が有るが、総じて静かで、店内に空席も有る。
  着席し、先ずはルービーを発注。
  普段は密造酒の様な似非麦酒しか呑んでいないので、此の手の御値段の良い、
  高級な麦酒を頂くと、とんでもなく金持ちに成った気がする。
  嗚呼、貧乏って嫌だね…。

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 ◎「白センマイ刺し」八四二円
 …AIKA様の様な美しいギャル風店員氏から、此の日の御薦めが記された、
  ペラ紙一枚を渡され、グッと見入り、此れに引き付けられる。
  呑みに来たなら、取り敢えず、「刺し」と付く物から始めたい。
  牛の第三の胃、センマイが有ると言うので御願いしてみよう。
  テレレは、酢味噌と塩が有ると言い、酢味噌は勝手知ったる通常のあれだが、
  塩はと問えば、胡麻油と塩で味付けしていると言い、気に成り、其れで発注。
  ピロピロとして厚味は無いが、コリコリとした食感が実に心地好い。
  其れより何より、此の胡麻油と塩のテレレの味付けが非常に宜しく、
  此れに檸檬を搾って頂いた日にゃ、病み付き、癖に成る、後引く味わい。

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 ◎「ナムル盛り合わせ」七三四円
 …焼肉と言えば、朝鮮漬けだが、偶には良いが、暑いと辛いのが嫌なので、
  ナムルの方が、其れこそ、胡麻油の塩味が絶妙なので、此れを発注。
  豆萌やし、菠薐草、薇、紅白膾の四種類。
  派手さは無いが、豆萌やし、菠薐草は鉄板だ。

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 ◎「牛タン3種盛り」三五四二円
 …此方の売りの一つは牛舌で、「タン塩」と言うメニューが有るが、
  御薦めの紙の中に此れを見付け、其の中には、通常メニューには無い、
  「厚切りタン」が有り、其れを如何しても食べてみたくて、思い切って発注。
  こんな高級な物、年に一回食べられるか如何かだ…。
  さて、先ずは通常の「タン塩」からサッと炙って頂こう。
  高品質な生舌の旨い部分だけ切って提供すると言い、厚味は程々だが、
  何だろう、蕩ける様な軟らかさと、適度な噛み応えは、此れは凄いぞ。
  此れ又、塩ダレの味付けが絶妙で、うん、此方の味付けは僕に合うな。
  「厚切りタン」はと言うと、厚さは一センチメートル以上は有ろうか。
  四面をサッと火が通って色が変わる位に炙って、いざ頬張ってみると、
  軟らかさは勿論だが、中が半生で、タン刺しを思わせる様なトロっとした、
  甘味の溢れる、肉肉しくも上品な味わいで、旨過ぎて馬鹿に成りそう…。
  残る「タンさきのみそ焼き」は、甘辛の味噌ダレに漬けられてあり、
  若干硬そうな想像をしていたが、此れも軟らかく、参ってしまうな。
  と、此処で、何故か御近所さんが合流し、酒を酌み交わす事に。

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 ◎「信州和牛ハラミステーキ 」一四九〇円
 …さて、此方を訪れたいと思った決め手のもう一つが此れだ。
  焼肉屋に於いて、カルビは無くても良いが、腹身が無いのは駄目な僕としては、
  此の蠱惑的な腹身に魅せられてしまい、発注する。
  大きな肉塊が二枚、ドーンと遣って来る。
  此れを網の上に広げて焼けば、圧巻としか言い様が無い。
  軽く焦げ目が付いた所で、鋏で切って噛り付く。
  信州和牛の旨味がぎっしりと詰まっており、軟らかさとジューシーさ、
  凄まじい迄の肉肉しさは、肉を喰らってる感は半端では無い。

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 ◎「豚トロホルモンミックス」一〇五八円
 …折角なので、御薦めのメニューの中から、此れも発注してみよう。
  「豚トロ」、「ホルモン」、「レバー」が盛り合わされていると言う。
  何れも、味噌ダレで揉み込まれており、ピリ辛の味わい。
  「豚トロ」はブリっとした食感と、豚の脂身の旨さが秀逸。
  「レバー」は軽く炙り、焼いたレバー特有のもっさりした風味を楽しみ、
  「ホルモン」はプルンとした食感と、濃厚な脂の旨味が凄い。

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 ◎「ムンチサラダ」七三四円
 …御近所さんの発注であって、僕の率先した発注ではないので誤解無きよう。
  基本的に、葉っぱに御金は払わないので…。
  胡麻油で葉っぱを和えた物だが、此れに関しては、味付けが薄いのが残念。
  折角、胡麻油のテレレの味付けが宜しいだけに。

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 ◎「タン塩」一四九〇円
 …今度は単品で御替わり。
  此れは本当、一々、旨い!
  薄過ぎず、厚過ぎず、絶妙な厚味と、肉質の良さと、塩ダレの旨味、
  此の三位一体感が素晴らしい。

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 ◎「上ミノ」九五〇円
 …此方は、ミノフェチの御近所さんの発注。
  言わずと知れた、牛の第一の胃。
  分厚く切られており、切り込みが入っており、此れもサッと炙って頂く。
  ブリンとした強烈な歯応えだが、噛み切れなそうな気配は無く、
  ザクッと千切れる様な感じで、顎が鍛えられそうだが旨いな。

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 ◎「レバー」八四二円
 …御近所さん発注で、今度は肝臓を塩で頂いてみよう。
  先程の味噌ダレでは、レバー本来の味わいが負けてしまうので、
  此方では塩味を薦めている様で、レバーの濃厚な味わいと風味が堪能出来る。
  嗚呼、此れが生で頂けたらな…。

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 ◎「タン塩」一四九〇円
 …旨過ぎて、又しても追加発注。
  此れは、夜通し、際限無く食べ続けられると思う。
  一々旨いわ。

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 ◎「ロース」一〇五八円
 …何だか、普通の肉も頂いてみたいわね。
  歳をして来ると、カルビよりもロースの方が安心する気がする。
  其の儘でも食べられる程に新鮮な為、サッと数秒炙る程度で良いと言う。
  片面五秒ずつ、軽く炙って頬張れば、半生加減で最高だ。
  勿論、軟らかいのは言う迄も無いが、揉みダレの甘味も丁度良い。
  嗚呼、御飯と一緒に頬張りたい…。

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 ◎「牛タン」一四九〇円
 …一応、最後に〆にね。
  そうそう頻繁に来られないので、食べ納めとばかりに。
  矢張り、焼肉は旨いわ。

 麦酒は数杯、後は、「キンミヤ焼酎」の瓶を入れて、炭酸割りを呑んでいたのか。