続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ラーメン二郎 池袋東口店」【池袋】

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◆「ラーメン二郎 池袋東口店」【池袋】

 ◎「ぶた入りラーメン」八〇〇円

 …先週火曜日。
  遂に、世間様はすっかり夏季休暇の気配で、街が浮付いて、浮かれ始め、
  祭り気分でTAKE A CHANCE、浮かれ気分でRock’n’Roll、
  嫌な季節の幕開けで、僕の心身は削られ、痩せて、窶れる時期が遣って来た。
  そんな、今週末からの悪夢の蟹工船生活の始まりを前に、少しでも癒されたい。
  と言う訳で、話は遡って先週火曜日。
  此の日は朝から池袋に出掛け、残務を熟す。
  十二時半を廻り、午後から流刑地へと出掛ける前に、一先ず昼御飯。
  最近、すっかり心奪われてしまっている此方へ、自然と足が向く。
  十二時四十五分に店に着けば、待ち客は一〇名程。
  此の程度なら、回転が良いので、二〇分でラーメンに有り付けそうだ。
  然し、何てこったい、僕の目の前には、あの大陸の習近平の手下の親子だ。
  遂に、踏み入って欲しくない領域に迄、侵食して来るとは…。
  頼むから、此処だけには入って来て欲しくないと思うのは僕だけだろうか。
  一〇分程で店内に辿り着き、券売機で何時もの食券を購入。
  程無くして、麺の茹で加減を訊かれるが、僕は何時も通りに普通にするが、
  件の赤い国の母子は、日本語が通じず、店員氏も無視して遣り過ごす始末。
  更に一〇分後、席が空いて座るも、其の生粋のチャイナっ子母子の隣りだ…。
  子供の方は成人しているだろうか、体型も大きく、態度も大きく、
  肘を張って、僕の領域迄侵食して来るのを見て、国民性、民度の問題だと納得。
  そうじゃなきゃ、南沙諸島尖閣諸島に侵犯して来ないしな…。
  さて、無料の乗せ物を訊かれ、仕事中なので止むを得ず、大蒜は回避し、
  「野菜、脂で」と告げ、隣の支那人はと言うと、店員氏も迷ったのか、
  「大蒜入れますか?」と日本語で問うと、理解したのかしてないのか不明だが、
  何らかの返事をしたので、大蒜は入った模様だが、もう知ったこっちゃない…。
  僕は目の前のラーメンに集中するのみ。
  一週間振りの御無沙汰だが、心躍る気持ちは抑えられない。
  蓮華を手に取り、先ずはプースーから啜れば、おっ、今日は軽めの印象だ。
  乳化度は控え目で、醤油ダレのキリっとした味わいが、気持ち立っている。
  其れでも矢張り、此の旨さは格別で、生きていて良かったと心震わされる。
  長生きはしてみるものだな。
  野菜には卓上の醤油ダレをドレッシング感覚でぶっ掛けて頂く。
  茹で加減は何時も通りのシャキシャキ寄りの食感だが、相変わらず背脂が素敵。
  もう、此れは立派な具として認識して良いだろうな。
  プルンプルンのトロットロで、甘味が有って、こってり感が齎される。
  麺は御馴染み、自家製麺のピンと伸びた真っ直ぐの極太麺。
  腰、弾力、張り、力強さ、全てに於いて秀逸で、食べていて愉しい麺だ。
  護謨の様な弾性を持ち、食感が心地好く、加水率は低目でモソっとした感じ。
  豚はと言うと、此の日はパッと見、何時もより少ない印象を受ける。
  其の内の二切れは端っこの部位で、噛み締めると、豚の漬けダレがジュワっと、
  口内に染み出して来る程で、塩分を確りと摂取出来る。
  赤身、脂身の食感、味わいは相変わらず素晴らしく、矢張り裏切らない。
  汗だくで、風呂上がりの様な状態で食べ終わると、隣の毛唐人は食べ終わらず。