◆「とんかつレストラン クックファン」【水戸】
…先週木曜日。
絶望的に過酷な労働が続いており、所定休日日数も確保出来ず、
四日も代休を持ち越さざるを得ない始末の中、何とか連休を勝ち取り、
水曜日、木曜日で茨城県の海岸沿いを北上し、夜はいわきに泊まり、
高所恐怖症の癖に…。
其の後は水戸市内に出て、昼御飯を摂る。
目的地は其の昔、仕事で茨城県を廻っていた際に見付けた此方。
豚カツが非常に美味しく、七、八年振り位に再訪を試みる。
◎「キリンフリー」三八〇円
…何とか第二駐車場に停め、店内に入り、席に案内される。
相変わらず盛況で、引っ切り無しに客の出入りが有る。
さて、焼け付く様な暑さで、喉を潤したいが、運転が有るので、
断腸の思いで、耐え難きを耐え、忍び難きを忍び、此れでグッと堪える。
少し遣る気の有るホッピーの様な感じだが、まあ良いか…。
◎「特醸ロースかつ定食」一五三〇円
…さあ、豚カツはと言うと、当時に頂いた「クックファンロースカツ定食」、
其れでも良かったのだが、折角なので、もう少し良い物を頂いてみよう。
「特上」ではなく、「特醸」と言う名のロースが有ると言う。
個人的に、豚カツはヒレではなくロース、焼き鳥は塩ではなくタレ、
ホッピーは黒ではなく白、ギャルは白ではなく黒と決めている…。
さて、高級なロースカツはと言うと、約五キログラム有るロース肉から、
数枚しか取れない、赤身と脂身の均整が取れている部位を使用していると言う。
茨城県産を中心とした、上質な国産豚肉を使用していると言う事で、
脂身はあっさりしていて食べ易く、豚肉に含まれる栄養素のヴィタミン類には、
今の僕には必要不可欠な栄養素で、コラーゲンも摂取出来る。
擂り鉢で胡麻を擂り、其処に卓上のソースを投入して準備を整え、
嗚呼、サクッと軽い揚がりで、噛まずとも頂ける程に肉質が軟らかく、
赤身の適度な弾力と旨味、脂身の甘味が、口内を支配し、至福を連れて来る。
サクサク、ジューシーだなんて陳腐な言葉で表現するのは失礼だが、
何たる旨さかと、改めて、豚カツの旨さを思い知らされる。
御飯、ベツキャーは食べ放題と言うのも嬉しく、ドレッシングも好きな味だ。
腕白中年はプクマンで、旅の残りを続ける…。
~御負け~
竜神大吊橋。
常磐神社。