続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ラーメン二郎 池袋東口店」【池袋】

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◆「ラーメン二郎 池袋東口店」【池袋】

 ◎「ぶた入りラーメン」八〇〇円

 …先週水曜日。
  やっとこさっとこ、十二日からの一〇連勤を終え、何とか一時帰還。
  八月一杯続く、蟹工船生活から下船し、三週間振りの連休を確保。
  心身の疲労は著しく、仕事中、思わずしゃがみ込んでしまう程。
  毎日、昼御飯も休憩も摂れず、朝から晩迄労働して居たら、そう成るわね…。
  肩凝りが尋常ではなく、本当、金槌で思いっ切り引っ叩いて欲しい位。
  ぐったりと疲弊し、発狂しそうな生活は未だ続く。
  嗚呼、ゆっくりと、目覚まし時計も掛けず永眠したい…。
  話は遡って先週水曜日。
  御盆時期の最大の繁忙期を乗り切り、此の日は朝から池袋へ向かう。
  残務を片付け、午後からの蟹工船乗船を前に、昼御飯を池袋で済ませる。
  もう、行き着く先は決まっている。
  蟹工船乗船生活前の七月十二日以来、一ケ月振りに此方でストレス発散したい!
  季節はすっかり真夏に成り、熱いラーメンを啜るには酷に成って来たが、
  どっぷりと此方に嵌ってしまっているので、是非とも堪能したい。
  店に着けば、真夏の所為か、行列も少なく、すんなりと入店出来そうだ。
  直ぐに店内に入り、券売機で何時もの食券を購入し、ヂッと待つ。
  途中、食券を提示し、麺の硬さを訊かれ、「普通で」と答え、一〇分程で着席。
  厨房内は何時もの男性二名体制で、昭和のいる・こいると同じ編成。
  程無くして、無料の乗せ物を訊かれ、「野菜、脂で」と答える。
  仕事中なので、大蒜を自重しなければならないのが一番辛い…。
  スープが零れてぬるぬるした丼を受け取り、手元へと下ろし、いざ啜ろう。
  蓮華を取り、先ずはプースーから、じっくりと味わいたい。
  嗚呼、程好く乳化しつつも、醤油ダレの味わいが立ったすっきりさも有り、
  思わず何口も立て続けに啜りたくなってしまう絶妙な仕上がりだ。
  最近はやや軽めで、醤油ダレの辛さが感じられる気がする。
  矢張り、直系ならではの、亜流では味わえない本物の味わいに唸ってしまう。
  さて、卓上の醤油ダレをドレッシング感覚で野菜にぶっ掛けてから頂く。
  シャキシャキとクタクタの均整も好みで、至って美味しく頂ける。
  大量の塊の背脂も相俟って、甘味も加わり、野菜嫌いなのに堪らないな。
  麺を丼の中程から引っ張り上げて啜ろう。
  もっちりとした自家製の太麺は、うん、存在感が際立っている。
  麺硬めにしなくても、存分に其の腰や弾力が堪能出来、歯応え、食感が秀逸だ。
  是非とも、つけ麺でも味わってみたい麺だが、「二郎」系では如何しても、
  ラーメンを頂きたいので、中々叶わないで居るが、気には成るわぃ。
  さて、豚に取り掛かろう。
  確りと味の滲みた、塩っぱ目の端肉は、肉の繊維が感られるが解れて旨い。
  赤身の部位はムチッとした食感だが、パサパサ感は気に成らない。
  瑞瑞しく、ジューシーだからだろうが、噛み締めたくなる旨さだ。
  脂身はプルンとして、コラーゲンたっぷりの蕩ける感じが最高だ。
  コロコロした背脂も、プースーと一緒に啜り、養分を摂取する。
  汗だくで、出来る事なら冷凍倉庫で全裸で啜りたい程の暑さだが、
  如何にも、此の手のラーメンだけは身体が欲するので止められない…。

~御負け~
其の翌々日にも頂く駄目中年。
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