続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ジャンクガレッジ 大宮駅前店」【大宮】

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◆「ジャンクガレッジ 大宮駅前店」【大宮】

 ◎「まぜそば(並)」七七〇円

 …一昨日。
  三連休の最終日、最近の不摂生、ストレスの所為で、胸焼け、胃凭れが酷く、
  呑んでいる場合ではないのだが、呑まないと心が折れてしまうので、
  少々身体が可笑しくても、酒に縋りたくなってしまう…。
  「立ち飲み日高 大宮西口店」で軽く、ホッピー六杯を呷り、
  摘みも適度に頂き、翌日の仕事に備え、心も充足される。
  更に充足させようと、〆に向かおうと試みる。
  何時も、西口で呑むと、〆はカレーを飲みに行くのが専らだが、
  一寸、此の胸焼け、胃凭れではカレーは重たいと判断し、東口へと渡る。
  スルスルっと、軽く麺類を啜ろうと、毎度の此方へ。
  普段は絶対的に「ラーメン」なのだが、何だか重たい気がして、
  数年振りに「まぜそば」にしようと決め、店に入る。
  生憎の待ちが発生しており、券売機で食券を購入し、暫し待つ。
  着席を促され、冷水を汲んで腰掛け、食券を提示し、出来上がりを待つ。
  一〇分一寸で、無料の乗せ物を訊かれ、「大蒜以外全部で」と告げると、
  「フライドガーリックは入れて大丈夫ですか?」と訊き返されて了承する。
  丼を受け取れば、久し振りの不細工な、暴力的な佇まいに心躍る。
  箸を取り、真ん中の温泉玉子を中心に、全体をざっくりと混ぜ合わせ、
  余り、入念に混ぜて味が均一化しない様に、程好く撹拌する。
  ぐちゃぐちゃに混ざった麺を、箸で手繰り、久方振りに啜る。
  ゲンコツ、鶏ガラ、背ガラ、モミジ、香味野菜を八時間丹念に炊き込み、
  旨味だけを凝縮する為に余分な水分を飛ばし、ゼラチン質が多いトロトロした、
  其の凝縮スープに背脂を投入し、コクと旨味と甘味を与えると言うスープと、
  タレを麺に絡ませて啜るのが、此の「まぜそば」の醍醐味だが、
  背脂、チーズ、ベビースター、海老マヨ、辛味、揚げ大蒜、温泉玉子、黒胡椒、
  其れ等の味わいが取っ替え引っ替え登場する様な感じで、口内は大騒ぎさ。
  旨いのは間違い無いのだが、味が複雑過ぎて、暴力さ加減に遣られる。
  偶に頂くと、旨いもんだな。
  馬鹿舌な上、酔っ払っているので、味覚はポンコツだが…。
  野菜の茹で加減だけは、シャキシャキとクタクタの中間で、好みで褒めたい。
  只、豚には期待を寄せていないので、豚臭く、パサパサした硬い物でも、
  諦めが付くし、最早、何の問題も無い。
  完食し、若干の胸焼け、胃凭れを覚えつつ、帰宅する駄目中年…。