続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「東京豚骨ラーメン 屯ちん」【大宮】

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◆「東京豚骨ラーメン 屯ちん」【大宮】

 ◎「東京豚骨ラーメン(大)」六八〇円

 …土曜日。
  大宮氷川神社の大湯祭の本祭の此の日、祭礼気分を味わいたくて、
  大宮駅東口に降り立つも、氷川神社迄歩く元気も無く、何処で呑もうかと、
  数軒当たるも、十七時半過ぎと言うのに、何処も大混雑。
  嫌気が差して西口へと避難し、「かしら屋 大宮西口店」に落ち着き、
  カシラ八本、ホッピー六杯を頂き、二次会は「立ち飲み日高 大宮西口店」。
  其処でもホッピー三杯を呷り、さて、〆に向かおう。
  何時も通り、「CoCo壱番屋」でカレーを飲もうと言う考えは勿論有る。
  「伝説のすた丼屋」で、「すたみなカレー」と言う考えも、勿論浮かぶ。
  然し、ホッピー九杯を呷った此の身体には、もう移動は無理…。
  近場で済まそうと、「かしら屋」と「日高」の中間に在る此方へ。
  五月三日以来、七ヶ月振りの訪店。
  其の昔、ラーメンの食べ歩きを始めた頃、今から十七年前程に、
  池袋に在る此方に連れて行かれたのが最初で、随分と懐かしさが有る。
  店に入り、先ずは券売機で食券を購入する。
  普通に「東京豚骨ラーメン」にするが、「大」も同一価格なので、
  酔っ払って頭が可笑しくなり、満腹中枢も崩壊しているので「大」の釦を。
  もう、我乍ら、馬鹿だね…。
  カウンター席の隙間に尻を捻じ込み、食券を提示し、出来上がりを待つ。
  冷水を呷り、正気に戻ろうとするが、ホッピー九杯は中々に頑固だ。
  酔いを醒まそうとするのは容易じゃない…。
  そうこうしていると、大盛りのラーメンが酔っ払いの前に。
  呑んだ後にはそそられる容姿をしているな。
  先ずは、蓮華を手に取り、プースーから啜ろうではないか。
  豚骨を基本に、濃口醤油で旨味だけを引き出し、豚、鶏、野菜等を吟味し、
  長時間じっくりと炊き出した、さっぱりとコクの有るスープと言う触れ込み。
  前回も感じたが、昔頂いたのは、此の味だったかなと思ってみる。
  プースーは甘味が強く、背脂は浮いているが、諄さは無く、すっきりしている。
  今と成っては、何ら珍しくない系統、味わいのラーメンだが、
  当時としては目新しく、行列必至のラーメンだったのが懐かしい。
  麺はと言うと、独自配合小麦粉を使い、手揉みを加えた中太縮れ自家製麺
  スルスルっと入って来て、加水率が高いのか、喉の通りも良い。
  緩い縮れが、プースーとの絡みを良くしている。
  叉焼はバラ肉の薄切りが一枚入り、軟らかさ、蕩け具合、共に良い。
  麺麻は軟らか目で、フニャっとした食感も有るが、太さに免じて赦そう。
  他には、味付け玉子半個、海苔、葱が入り、今日日、六八〇円なら安いだろう。
  此の後は、携帯電話も失くさずに、何とか帰宅。
  翌日の仕事に気が滅入りつつ、気絶する様に轟沈する、とことん駄目おぢさん。