続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「つけ麺 弐★゛屋~にぼしや~」【日進】

◆「つけ麺 弐★゛屋~にぼしや~」【日進】

 …希望の頼みだった三連休も最終日。
  此の先、一体、何を支えに生きて行けば良いのだろうか…。
  そんな悲壮感、絶望感一杯に、重度のサザエさん症候群を患う。
  昨晩は「かしら屋 大宮西口店」、「立ち飲み日高 大宮西口店」と梯子し、
  〆は「CoCo壱番屋」でカレーを飲んで帰宅し、寝床で轟沈すれば、
  朝は重苦しい胃凭れに苛まれ、絶不調此の上無い。
  一〇時半過ぎ迄、寝床でのた打ち回り、何とか這い出し、風呂に入り、
  身を清め、全うな人間に戻れば、既に正午を廻っている。
  絶賛胃凭れ中だが、腹の虫が喚き立てるので、昼御飯を摂りに出よう…。

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 ◎「瓶ビール(中)」五〇〇円
 …彼是と悩んだ結果、近場の此方に歩いて出掛け様と思い立つ。
  時刻は十三時過ぎで満席だが、直ぐに空きそうだ。
  券売機で食券を購入すると、直ぐに空き、難無く着席出来、一安心。
  食券を提示し、何時も通り、瓶麦酒とコップ、摘みを受け取る。
  手酌で、迎え酒とばかりにグイッと飲れば、爽快感が半端では無い。
  此の日最初の食事が麦酒だなんて、至極素敵な事じゃないか。
  麺麻は相変わらずの、ポリポリとした歯応えの良い物。

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 ◎「濃厚煮干しそば(並)」七五〇円
 …普段、此方では「濃厚煮干しつけ麺」が専らなのだが、今日は違う。
  十一月にメニュー構成、スープの改変が有り、以前よりも濃厚さが増し、
  より、煮干しが主張する様な味へと変化したので、ラーメンは如何かと、
  煮干しを身体が欲しており、其の出来栄えを確かめてみたい。
  「濃厚煮干しそば」を頂くのは、二〇一四年八月二十六日以来。
  最近食べ過ぎなので、今回は並盛りで、乗せ物も無しで…。
  麦酒を三分の二程を空けた所で、ラーメンの御出座し。
  おお、見事な迄のセメント色をしたプースーだ。
  一瞥して、其の濃厚さが伝わって来る。
  さて、先ずは蓮華を手に取り、期待のプースーから啜ろう。
  とろみの有る、粘度の高いプースーは、ガツンと煮干しの風味が押し寄せる。
  以前の物の様に、サラッとして、申し訳程度に煮干しが薫る物とは違う。
  煮干しの蘞みや雑味さえも、旨味として加勢しているかの様なパンチだ。
  店頭には、片口鰮と平子煮干しを使用していると謳っており、
  たっぷりとプリン体が抽出されているのが想像出来て、其れだけで旨い。
  煮干しのポタージュ、そんな表現が的確だろう。
  麺はと言うと、真っ直ぐな細麺で、勿論、プースーが良く絡む。
  厨房奥に、「三河製麺」の木箱が見えたので、恐らく、そうなのだろう。
  加水率は中程度か、ツルツルした感じがやや強めで、個人的には、
  もう少し、低加水のモソモソした、表面がザラッとした物の方が好みか。
  茹で加減は先ず先ずで、噛むとバツっと千切れる程ではないが、中々だ。
  具に目を転じれば、豚叉焼が一枚入り、改変前の方が断然好きだったが、
  最近、徐々に、改変前の状態に戻って来ている様な気がする。
  味付けは変わらずに宜しく、後は肉質、部位、製法の違いなのだろうか。
  低温調理鶏叉焼が二枚入り、胸肉と思われるが、しっとりと軟らかくて旨い。
  個人的に、鶏叉焼は余り支持しないのだが、此方のは好印象だ。
  他には、黄身の半熟加減が素晴らしい味付け玉子が半個、菠薐草、三つ葉
  海苔、刻み玉葱、鳴門が入り、此れで七五〇円ならば御の字ではないだろうか。
  勿論、最後は煮干しセメント汁を飲み干し、プリン体を存分に摂取する。