◆「らーめん つけめん 鶏の穴」【池袋】
◎「キノコの味噌らーめん マリオ」八二〇円
…月曜日。
今週も、やっとこさっとこ、休日に漕ぎ着ける。
今週は気持ち、ゆったりとして居た様に感じるが、気の所為だろう…。
相変わらず、気分は塞ぎ勝ち、重苦しさが充満しているが、
取り敢えず、目の前の一日一日を熟して行く事しか出来ないからな。
簡単に死ねない以上は…。
さて、話は遡って二月六日。
此の日は朝から池袋に出向き、残務を熟し、午後から出掛ける。
と、其の前に、池袋で昼御飯を済ませてみよう。
月初なので、未だ金は残っているし…。
月も改まったので、さて、月に一度の御愉しみに会いに行こうかね。
月替わりの限定ラーメンの此方へ。
今年の第一弾の先月、一月は「酸味と辛味のハーモニー さんらーたん。」。
二〇一五年九月と全く同じ物だったので、目新しさは無いが、今月は如何か。
店頭には「キノコの味噌らーめん マリオ」とな。
冬場だから味噌味で、昨年十一月の「エビ味噌」以来の登場で、
茸を使用している様で、其れで、「スーパーマリオ」か。
まあ、駄洒落と言えば駄洒落かな…。
食券を購入し、木戸を開けて店内に入り、空席に腰掛ける。
十四時を廻り、空席の幾つか見られ、何とかヨッコイ、ショーイチ。
食券を提示し、温い水を受け取り、出来上がりをヂッと待とう。
一〇分程で、「マリオ」の御出座しだ。
う~ん、実に、人参が余計だ…。
気を取り直し、先ずはプースーから啜ろう。
此方の売りである鶏白湯が合わさり、少しとろみが感じられる。
パンチの効いた味噌味ではなく、仄かに味噌の風味が香る程度で、甘味が強い。
鶏白湯の円やかさも影響していようが、此方の味噌味は全体的に大人しい。
続いては、先に人参を遣っ付け、プースーで押し流す。
具の茸は、湿地と榎茸のバター炒めが乗っている。
味噌味は黄色の縮れの効いた細麺と言う印象だが、平打ち麺と言うのも中々だ。
ツルツルとした加水率高目の物だが、面積が広いので、プースーが纏わり付く。
具の鶏叉焼は腿肉で、皮が付いており、胸肉とは違った旨さが有る。
後半に成ると、バターが溶け出し、コクが増し、一層、円やかに成る。
バターが入るラーメンなんぞ、何年も頂いていないので新鮮だ。
最後は、プースーを全て飲み干し、コラーゲンを確りと摂取する。
来月は何だろうかと、今から愉しみだわぃ。