続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ラーメン二郎 池袋東口店」【池袋】

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◆「ラーメン二郎 池袋東口店」【池袋】

 ◎「ぶた入りラーメン」八〇〇円

 …昨日。
  此の日も、朝から池袋に出向き、午後は出掛けると言う暮らし振り。
  未だ月初なので、懐は幾らかは余裕が有るので、ラーメンでも頂こう。
  先月は近年稀に見る赤貧生活だった為、大好きな此方には、
  年明けは一月六日に訪れた一度のみで、禁断症状どころの騒ぎではない。
  禁欲生活に近いものが有る…。
  いそいそと、十三時二〇分に到着すれば、何てこったい、店外に一〇人の待ち。
  店内では六人が待つ規則の為、即ち、十六人の待ちと言う事か。
  相変わらず、自分で稼いでもいないゆとり世代の高等学校生が多いな。
  こう言う店は、親からの小遣いで食べに来る所じゃないだろうに。
  自分で稼いだ金で頂くと、もっと旨いのだよ…。
  並び始めから十五分で店内に入り、何時もの食券を購入する。
  厨房内は、昨年来、随分と親しんだ組み合わせの店員氏ではなく、
  前回同様、昨年来の調理担当の店員氏が助手に廻る人員体制。
  上下関係は分からないが、配置転換でも行われたのだろうか…。
  途中、食券提示の指示が出つつ、冷水を汲み、蓮華を取り、一〇分程で着席。
  直ぐに麺の茹で加減を訊かれ、「普通で」と返す。
  五分強で無料の乗せ物を訊かれ、「野菜、脂で」と告げ、丼を受け取る。
  其れにしても、此方にも大陸系が客として侵略して来ており、
  居心地が悪いと言うか、日本人の聖地の此方の系列にだけは、頼むから、
  侵食して欲しくないと思うのは僕だけだろうか…。
  だって、店頭で煙草を吸って、火も消さずに其の儘、店舗の建物の敷地内に、
  吸殻を平然と捨て、何食わぬ顔で行列に戻る馬鹿だもの…。
  其れはさて置き、目の前のラーメンだけに専念しよう。
  調理する人が変われば、盛り付けも変わるものだな。
  此の豚の盛り方は新しいな。
  さて、先ずは蓮華でプースーから啜ろう。
  嗚呼、矢張り、旨いな。
  蓮華を持つ手が止まらず、立て続けに何口も啜ってしまう。
  程好く乳化し、円やかさを感じられ、禁断症状がスッと引くかの様だ。
  僕はラーメンヲタクでも、ジロリアンでも何でも無いので、
  味が薄いとか、豚の感じが足りないとか、全く批判する様な事は感じず、
  至って美味しく、軽い仕上がりの食べ易い一杯に大満足だ。
  野菜はシャキシャキに近い茹で加減で、さっぱりと頂ける。
  卓上の醤油ダレをドレッシング感覚でぶっ掛け、背脂と一緒に頬張る。
  麺は御馴染みの平打ちの自家製麺
  モッチリとして、シコシコとした歯応えが心地好く、粉の風味もふわっと薫る。
  硬めで発注しなくても、此の腰と弾力は十分に愉しめる。
  豚はと言うと、脂身が殆ど無い赤身のみだが、しっとりとして、
  噛むとむっちりして、ギューッと噛み締めたくなる食感で、此れは最高だ。
  端っこの部位は入っておらず、形状、肉質共に均一で旨い。
  色々な部位が入っているのは、御愉しみ袋の様な感覚で、其れも良いのだが。
  其れにしても、プースーが旨くて、随分と飲んでしまう。
  食べ終わる頃には粗方飲んでしまい、一ヶ月振りの味を存分に堪能する。
  週に一度は頂きたい味わいだ…。