続・ROCK‘N’ROLL退屈男

続・ROCK‘N’ROLL退屈男 B面⇒https://twitter.com/RandR_taikutsu

「ラーメン二郎 池袋東口店」【池袋】

イメージ 1

◆「ラーメン二郎 池袋東口店」【池袋】

 ◎「ぶた入りラーメン」八〇〇円

 …昨日。
  すっかり花粉に塗れ、身体の彼方此方に不調が表れ、生きた心地がしない。
  本当、此の時期だけは、人間らしさが失われると言うか、
  廃人も同然の状態と言うか、全うな状態ではないのは確かだ。
  夜も熟睡出来ず、一日中、ヴォーっとして、睡魔に襲われる様な感じ。
  普通の状態でもヴォーっとして、廃人同様じゃないか!と言う突っ込みは、
  申し訳無いが、受け付けないものとする…。
  さて、話は遡って昨日。
  真ん中もっこり水曜日。
  此の日も、朝から池袋に出向き、午後から出掛ける暮らし。
  移動を開始する前に、昼御飯を頂こうと画策し、彼是と考えを巡らせる。
  「北大塚ラーメン」に決まり掛けるも、心の底から食べたい感じでもなく、
  逆転の打っ棄りで、二月一〇日以来、約一ヶ月振りの此方に決定。
  店に着けば、店外に待ちは無く、店内に五名の待ち。
  先頭の待ち位置に詰めずに、給水器の前でぼんやりしている客が居る為、
  店内には六名で待つ規則にも拘わらず、暫く入れずに居たが、
  店員氏より詰める様に刺され、事無きを得て、店内に入る事が出来る。
  直ぐ様、券売機で何時も通りの食券を購入し、ヂッと待つ。
  一〇分弱で食券の改札を受け、其れから程無くして、冷水を汲んで着席。
  麺の硬さを訊かれ、「普通で」と御願いする。
  厨房内は、麺上げは今年入ってからずっとの店員氏で、
  助手氏は去年来からの馴染みの店員氏で、初めて見掛ける組み合わせ。
  其れから一〇分程で、無料の乗せ物を訊かれ、「野菜、脂で」と告げる。
  一ヶ月振りの対面だが、此の一年で最も頂いた「ラーメン 二郎」だけに、
  最早、馴染み深いと言うか、安心感すら感じられる。
  先ずは蓮華でプースーから啜ろう。
  微乳化程度のコクで、醤油の切れと、乳化の円やかさの両方が感じられる。
  ややもすると薄いと、ラーメンヲタク、ジロリアンの方々からは非難され様が、
  僕からしたら十分に美味しいし、初心者には食べ易く、堪らなく旨い。
  思わず立て続けに五口も啜ってしまう。
  嗚呼、旨い!
  野菜には卓上の醤油ダレをドレッシング感覚でぶっ掛けてから頂く。
  ややクタクタ寄りのシャキシャキ加減で、安定した茹で具合だ。
  背脂の塊も華を添え、至って美味しく頂ける。
  麺を引っ張り上げれば、相変わらずの自家製の太麺で、力強さが有る。
  気持ち、茹で加減は長目の感は有るが、モッチリ、モチモチとした、
  噛む度に愉しい、美味しい麺で、贔屓目も有ろうが、兎に角、好きだ。
  プースーも適度に吸い、味が染みていて良い。
  さて、豚だ。
  見る限り、煮崩れして居そうな感じで、期待を持っていた。
  いざ齧ってみれば、赤身はホロっと、脂身はトロンと蕩け、此れは良い。
  他と比べたら何だが、今回の豚は、此方に於いて言えば「ネ申月豕」だ。
  兎にも角にも美味しかったのだが、如何にもこうにも頭が廻らない…。
  此れにて御免。