続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ラーメン二郎 池袋東口店」【池袋】

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 ◎「ぶた入りラーメン」八〇〇円

 …真ん中もっこり水曜日。
  然し、僕は更年期障害の所為か、もっこりしなく成って来ている。
  寂しいね、枯れるって…。
  インターなネットの男性更年期障害の自己診断を行った所、
  「重度の男性更年期障害の可能性」と診断され、其れ以降、
  自分は更年期障害なんだと言い聞かせ、其れならば仕方無いと諦めている。
  総合的に調子が思わしくない、関節や筋肉に痛みが有る、酷い発汗が有る、
  睡眠の悩みが有る、よく眠くなる、苛々する、神経質に成った、不安感が有る、
  身体の疲労や行動力の減退が有る、筋力の低下が有る、憂鬱な気分だ、
  「絶頂期は過ぎた」と感じる、力尽きた・どん底に居ると感じる、
  早朝勃起の回数が減少した、性欲が低下した、此れ等、全てが当て嵌まるもの。
  其の他にも、集中力の低下、何事も億劫、そんな症状に見舞われている。
  絶頂期を迎えていないのに下り坂とは、何とも悲しい人生だ事…。
  さてさて、昨晩も浅い眠りを繰り返し、寝た気がしない儘に朝を迎え、
  池袋に出向き、残務を熟し、午後から出掛ける暮らしは何時も通り。
  最早、食べる事にしか愉しみを見出せないが、困った事に、最近は、
  空腹感すら感じる事が無くなり、時間だから仕方無いから食べよう、
  と言った感じで、空腹で美味しく物を頂くと言う事が出来ていない様に思う。
  そんな中、移動を開始する前に、池袋で昼食を済まそうと、毎度の此方へ。
  十三時半過ぎに店着すれば、先客は八名と御の字で、最後尾に接続。
  五分足らずで店内に入り、券売機で何時も通りの食券を購入し、
  程無くして改札を受け、一〇分弱で席が空き、冷水を汲み、蓮華を取り、
  促される儘に着席し、食券を提示し、麺の硬さを訊かれ、「普通で」と。
  厨房内は、今年に入ってからは、僕の訪店時は略変わらぬ組み合わせの店員氏。
  更に一〇分程で、無料の乗せ物を訊かれ、「野菜、脂で」と御願いし、
  丼を差し出され、手元へと下ろせば、今日の豚も当たりだと確信する。
  逸る気持ちを抑えつつ、先ずは蓮華でプースーから啜ろう。
  表面は薄らと油層が構築されており、一口啜れば、何とも言えない、
  絶妙な味わいで、乳化した円やかでコクの有る、身悶えしてしまうプースー。
  此の味わいに慣れてしまっているからかも知れないが、矢張り、
  此方のプースーは旨いなと唸ってしまい、立て続けに三口啜る。
  高名なジロリアンやラーメンヲタクの方々には不評の様だが、僕は十分。
  小高く聳えた野菜には、卓上の醤油ダレをドレッシング感覚でぶっ掛ける。
  安定のシャキシャキとクタクタの中間で、ややシャキシャキ寄りの茹で加減。
  コロコロとした背脂も大量に掛かっており、甘味が感じられて旨い。
  麺に取り掛かれば、相変わらずの平打ちの太麺で、安心感が有る。
  モッチモチの食感は、麺硬目にしなくとも、デロンとした感じは無く、
  確りとした腰と弾力が堪能出来、ワッシワシと啜りたくなる。
  さて、件の豚だ。
  前回、四月二十一日の豚は、此方に於ける「ネ申月豕」認定の物だったが、
  今回も負けず劣らず、赤身の部位は適度な噛み応えと、ホロっと解れ、
  ふわふわとした食感と、僅か乍ら付着した脂身もプルンとして旨い。
  安定感が出て来たかしら。
  頂く前は食欲も無かったが、いざ頂けば、ペロッと平らげられてしまうな…。