此処数日、如何も体調が思わしくない気がする。
夕べも、腹部に鈍い痛みと膨満感が纏わり付いたり、首周りのリンパ腺に痛みが走ったり、
二日酔いでも無い限り頭痛など有り得ないのに、米噛みや延髄辺りに痛みがしたりと…。
此処数年の不摂生のツケが回って来たのか…。
なので、今晩は外食して帰る気力も無く、家で大人しくして居ようと決めた。
其処で、例によってスーパーマーケットで酒の当てだけ購入。
今日は珍しい魚が有ったので嬉しくなってしまった。
恐らく、生まれて初めて頂く魚だろう。
其の名も「しいら」。
ハッキリ言って馴染みは可也薄い。
福井県産との事。
しかし、頂いてみると予想以上に旨い。
間八の様な弾力は無いが、其の味に近いネットリ感と脂の載りが感じられる。
夏から秋に掛けて獲れるらしく、ムニエルて頂くのが定番らしい。
とは言え、生で十分旨い。
安上がりの焼酎の麦茶割りが思いの外進んだ。
しかし乍ら、独り呑んでいる最中に母親からメールで、
父方の祖母が又も入院して、今度は駄目らしいと言う報せを受けたら、
何だか遣る瀬無い気分になってしまった。
そんな雨の晩だ…。