◆「蕎麦処 三幸」【日進】
…大晦日なので、気紛れで年越し蕎麦でも頂いてみようと、
日進に有る蕎麦屋へ、八年振り位に出掛けてみた。
当然、昼から一杯引っ掛けてみる。
◎「ビール」六〇〇円
…瓶麦酒しか置いていない様なので、手酌でチビチビ遣る事にした。
考えてみると、蕎麦屋で一杯遣るのは初めてかも知れない。
時刻は、正午の五分前。
未だ午前中だ。
◎「イクラおろし和え」六〇〇円
…直ぐに出てきそうな摘みをと思い発注。
プチプチとした食感が堪らない。
何だか、酔いの廻りが早い気がするが、年の瀬位は良いだろう。
堪らなく乙だ。
「お酒」にすれば良かったかな…。
◎「もり」四八〇円
…小粋に蕎麦を手繰る。
蕎麦を箸で持ち上げ、蕎麦猪口に全部を浸さずに啜る。
どっぷり浸しては台無しだ。
蕎麦はポキポキ、シコシコ、腰が効いていて旨い。
薬味は葱と山葵。
ツーンと来る風味が良い。
蕎麦を頂くと、細く長く生きられると言われている様だが、
地味な人生を送っている人間からしたら、太く短くと言うのに憧れたりする。
そんな事を思いつつ、今年も暮れて行く…。