続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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三月下席池袋演芸場(三月二十二日)

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二〇〇三年七月五日から始まった寄席・落語会通いも、今回が記念すべき一〇〇回目!
先週に引き続き、池袋演芸場へと足を運んでしまった。
今席は、一般から募集した新作落語台本のネタを中心に演じると言う。
日によっては、普段、新作をやらない柳家さん喬師がトリを取る日も有る。
今日の目当ては、勿論、白鳥師。
他人が作った噺でも、とんでもない白鳥ワールドに染め上げて呉れるだろうと期待して…。

●三月下席池袋演芸場(三月二十二日)
(昼の部)「新作台本まつり」
 三遊亭天どん:「テレビショッピング」
 三遊亭亜郎:「世界遺産万歳」
 古今亭志ん五:「極楽のワニ」
 ホームラン:漫才
 入船亭扇治:「名人養成拘束具」
 金原亭世之介:「按摩の夢」
 ―仲入り―
 三遊亭白鳥:「ピンピンマン物語」
 柳家小ゑん:「カレー会議」
 アサダ二世:マジック
 三遊亭圓丈:「しゃべり盛りの花」

御目当ての白鳥師、此の師匠は何かしら遣って呉れる。
今回の「新作台本まつり」は、公募した台本の中から、通常、其々自分に合った噺を選んで演じるのだが、
白鳥師は面倒臭いからと、噺の内容も見ずに、最高齢の人の作品を選んだと言う。
八十六歳の御爺さんが作ったと言う、惚れ薬の噺。
男性用惚れ薬が「ピンピンマン」、女性用が「ウーマンマン」だとか…。
しかし、持ち帰って読んでみると、噺の展開、オチ、全てがシュール過ぎて(勿論、意図的ではない)、
噺が覚えられず、タイトルを其の儘に、仕方が無いので自分で作り直したと言う。
織り込まれるギャグ、噺の打っ飛び加減は正に白鳥師の成せる業…。
今日は全員新作とあって、此れは此れで結構疲れてしまい、半分近く寝てしまった。
矢張り、古典も無いと駄目だな…。