決して不味くはないのだが、かと言って旨くもなかった…。
余りに色々な物を入れ過ぎた反省から、今回は少し変えてみた。
原因は、和布蕪を入れたばっかりに磯臭く成ってしまった点。
なので、今回は和布蕪は入れません!
と言う事で、和布蕪は麦酒の摘みとして頂く。
乾杯!
さて、肝心の丼の方はと言えば…。
山芋、納豆、オクラ、此処迄は前回と一緒。
今回は和布蕪を抜いたので、卵を贅沢にも二個割り入れ、
更に、なめ茸の瓶詰めを今回は可也多目に入れ、瓶の残りの三分の二を全て投入。
此れ等を、「旨く成れ~、旨く成れ~」と呪いを掛ける様に掻き混ぜる。
卵が増えた分、前回よりも量が増している…。
さあ、此れを御飯の上にドバッと打ちまける。
デロデロ~っと、粘性の強い半液体状の物が白米の白を隠して行く…。
掻っ込むぞ!
丼を抱え、徐に喰らい付く。
うっ、旨い…。
卵に因りコクが増し、白身のズルズル感が良い。
そして、なめ茸の瓶詰めの大量投入に因り、適度な甘さが加わり、
豪華な卵納豆掛け御飯の様な様相を呈している。
其の昔、「食わず嫌い王」でとろろを「鼻水食ってるみたいで嫌い」と、
言い放った渡 哲也氏に食べさせてあげたい程…。
此れ、今週食べた中でMVP…。