…昨日。
僕が、東京で最も好きな、心落ち着く街・柴又。
年に二度、春と秋の陽気の良い時に出掛ける様にしている。
今年の黄金週間に続き、秋も深まりつつあるので、曇天だが京成線に揺られて降り立つ…。
十三時に着き、先ずは腹拵えにと、必ず決まって訪れる此方へ。
店内に入ると、女将さんが気付いて呉れ「あら、如何も~」と挨拶を呉れた…。
僕が、東京で最も好きな、心落ち着く街・柴又。
年に二度、春と秋の陽気の良い時に出掛ける様にしている。
今年の黄金週間に続き、秋も深まりつつあるので、曇天だが京成線に揺られて降り立つ…。
十三時に着き、先ずは腹拵えにと、必ず決まって訪れる此方へ。
店内に入ると、女将さんが気付いて呉れ「あら、如何も~」と挨拶を呉れた…。
◎「生ビール(中)」六三〇円
…当然の事の様に麦酒を発注。
昼から呑める環境であれば、必ず頂いておく。
此れが最後の一杯に成ってしまうかも知れないから…。
相変わらず、店内は昭和の儘、時間が止まってしまって居るかの様。
僅かに開いた入口から、参道を行き交う人達をぼんやりと眺め、外の風を感じつつ一杯…。
御通しは、恐らく、鰊の甘露煮。
◎「特製にぎり」一五〇〇円
…寿司を発注しようと思い、店内をぐるっと見廻す。
何時もは決まって「上すし」一七〇〇円を頂くのだが、貼り紙に「日替り限定品」と記された、
「特製にぎり」と言うメニューが新設されていた。
折角なので、頼んでみる。
「上すし」は七貫と鉄火巻だが、此の「特製にぎり」は七貫と玉子焼。
二〇〇円安くても中々だ…。
しっかりと仕事がされ、〆た酸味が心地好い小鰭。
分厚く切られ、サックリとした歯触りで甘さが感じられる烏賊。
此方も大振りで、甘さが強く、プリッとした帆立貝。
コリコリとした食感が愉しめ、貝特有の旨味が詰まった赤貝。
そして、不勉強な為に何の魚か分からなかったのだが、
表面の皮目が軽く炙られ、身はしっとりとして脂が載った白身。
〆は、トロ~っと舌の上で優しく溶けて行く中トロが二貫。
ん~、満足!
◎「サバの押しずし」七五〇円
…毎度毎度、御土産の持ち帰りのみの鯖の押し寿司を、常連の好で特別に店内で頂く。
常連と言っても年に二度訪れるだけだが、中学校の時から何度と無く訪れている…。
そして、此の押し寿司が絶品だ。
赤味が残る程度に軽く〆られた鯖と、生姜、甘く煮られた椎茸、酢飯の絶妙の組み合わせ。
鯖の味は勿論の事、全てが渾然一体と成って醸し出す味は最高!
とても、一口で頂いてしまうのは勿体無いので、半分ずつ味わって頂く。
麦酒との相性も良い…。
※2008年11月16日時点の情報です。
ID:0001091399
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