◎「生ビール(中)」五五〇円
…店内は其れなりに賑わっている様だ。
カウンター席に三人、小上がり席に三人。
料理の注文に、マスターも忙しそうにしている…。
労働後の麦酒を味わうように呷る。
寒い外から、暖かい店内に入って、一層冷たさが心地好い。
御通しは茶碗蒸し。
◎「〆サバ」八八〇円
…マスターから摘みは何にするか訊かれ、口を開こうとした刹那、
「〆サバでしょ」と先に言われてしまう位、鯖フェチで有る事が知られている。
今回の鯖は、金華鯖。
関鯖、首折れ鯖、松輪鯖、清水鯖等と並ぶブランド鯖。
塩で二〇分、酢で四〇分〆たと言い、赤味が残る〆加減。
塩気が効いており、高血圧患者好み。
脂の載りも良く、舌の上で蕩ける様。
◎「鶏大根煮」六七〇円
…「エボ鯛煮」を頂こうと思ったら、生憎の売り切れ。
何と無く、独り者が家では頂けない煮物の気分だったので「鶏大根煮」を発注。
御田の大根や、鰤大根の様な物は嫌いではない。
化学調味料を一切使わない事を旨としているマスターらしい、濃過ぎない上品な味付け。
幾ら、「二郎」で化学調味料狂いに成っている僕でも、此の手の優しい味を欲する時も有る。
大根は十分に煮汁を吸って瑞々しい。
鶏肉の染み出す脂が甘さを加えている。
午前零時を廻った頃、隣りに座っていた大常連のT氏が不意に「豆腐が喰いてぇ」と…。
其処でマスターが面倒臭そうに、何かを作り始める。
そして、コンロが用意されて出て来たのが、先程の「鶏大根煮」を仕込んだ鍋に、
豆腐と葱を入れて作った即興の鍋物。
T氏の厚意で御相伴に預かったが、此れ又、豆腐のプルプル感と相俟って、非常に温まる。
寒い晩は、熱燗と合うだろうな…。
此の日は麦酒三杯と、サーヴィスの「珈琲焼酎」を頂き、午前二時に家路を辿った…。
因みに、今週末の御薦めメニューは…、
・「江戸前イワシ」七八〇円
・「黒ムツ造り」九三〇円
・「赤鶏タタキ」九五〇円
・「エボ鯛煮」九三〇円
・「銀たら腹焼」八〇〇円
・「里芋かわり揚げ」五八〇円
・「モツみそ炒め」六七〇円
・「天然イサキ造り」八八〇円
・「豚テキ柳川鍋」一〇〇〇円
・「イワシ明太子焼」五八〇円
・「鶏まぶし玉子巻き」六八〇円
・「かもんモツ煮」五八〇円
・「江戸前イワシ」七八〇円
・「黒ムツ造り」九三〇円
・「赤鶏タタキ」九五〇円
・「エボ鯛煮」九三〇円
・「銀たら腹焼」八〇〇円
・「里芋かわり揚げ」五八〇円
・「モツみそ炒め」六七〇円
・「天然イサキ造り」八八〇円
・「豚テキ柳川鍋」一〇〇〇円
・「イワシ明太子焼」五八〇円
・「鶏まぶし玉子巻き」六八〇円
・「かもんモツ煮」五八〇円
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此の駄ブログを御覧の方に、マスターから耳寄り情報!
「たー君ブログを見て来ました」と言って来店された方に、
「生ビール(中)」を一杯御馳走するとの事!
御興味有る方は是非!
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御興味有る方は是非!
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