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◆「ラーメン富士丸 北浦和店」【北浦和】
「ラーメン富士丸 北浦和店」【北浦和】
◎「ラーメン」七五〇円
…木曜日迄、三九〇円で過ごさねばならない。
然し、如何しても此方に伺わない訳にはいかない。
縦しんば、出張等の理由で伺えないのなら兎も角、金銭的理由で伺えないと言うのは忍びない。
此処は、預金残高を崩してでもしっかりと伺っておく…。
川崎を出たのが十九時半だったので、何時もより到着が遅めだった為、
一〇名強の行列も覚悟したが、雨も降り出した御蔭か、先客二名のみで安堵する。
今回も、鼻に付く様な木っ端アベックは居なそうだ…。
今回も決まって何時もの「ラーメン」。
トッピングは、例によって自動的に脂が先に出され、「全増しで宜しかったですか?」と訊かれる。
今日は何時にも増して野菜の盛りが高々と聳えている。
こう言う、貧乏を拗らせている時は、此の手の大盛が何より心を豊かにして呉れる…。
スープを啜れば、毎回、薄い印象を受けるのだが、此れが後を引く。
野菜はスープを存分に吸ってクッタクタ。
麺は箸で持ち上げるのも容易ではない程にズッシリとした重量感。
そりゃ、食べ出も十分だ。
そして、前回、前々回と、ブレが多い「二郎」系にあっては二回連続で当たりだった豚。
今回は、赤身が多目でパサパサ感が強いかなと思いきや、ホロホロと解れる柔らかさ。
かと言って、しっかりとした豚の歯応えが無い訳では無い。
味もしっかり染みており、密度の濃い感じ。
出来る事なら、明日に半分取って置きたい程。
嗚呼、貧しいって嫌だね…。
然し、如何しても此方に伺わない訳にはいかない。
縦しんば、出張等の理由で伺えないのなら兎も角、金銭的理由で伺えないと言うのは忍びない。
此処は、預金残高を崩してでもしっかりと伺っておく…。
川崎を出たのが十九時半だったので、何時もより到着が遅めだった為、
一〇名強の行列も覚悟したが、雨も降り出した御蔭か、先客二名のみで安堵する。
今回も、鼻に付く様な木っ端アベックは居なそうだ…。
今回も決まって何時もの「ラーメン」。
トッピングは、例によって自動的に脂が先に出され、「全増しで宜しかったですか?」と訊かれる。
今日は何時にも増して野菜の盛りが高々と聳えている。
こう言う、貧乏を拗らせている時は、此の手の大盛が何より心を豊かにして呉れる…。
スープを啜れば、毎回、薄い印象を受けるのだが、此れが後を引く。
野菜はスープを存分に吸ってクッタクタ。
麺は箸で持ち上げるのも容易ではない程にズッシリとした重量感。
そりゃ、食べ出も十分だ。
そして、前回、前々回と、ブレが多い「二郎」系にあっては二回連続で当たりだった豚。
今回は、赤身が多目でパサパサ感が強いかなと思いきや、ホロホロと解れる柔らかさ。
かと言って、しっかりとした豚の歯応えが無い訳では無い。
味もしっかり染みており、密度の濃い感じ。
出来る事なら、明日に半分取って置きたい程。
嗚呼、貧しいって嫌だね…。
後から入って来た客で、僕同様に、店主から「何時も通りで良いですか?」と、
トッピングを訊かれていた中年が居た。
一寸、悔しい…。
トッピングを訊かれていた中年が居た。
一寸、悔しい…。