続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「魚定食 丸や」【横浜・泉】

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◆「魚定食 丸や」【横浜・泉】


 ◎「ホッキ貝サシミ定食」一二〇〇円

 …昨日。
  朝一で、真っ先に銀行へ飛び込み、雀の涙程の給料を下ろし、財布に補填する。
  前日迄の赤貧生活を回想すると、涙が出そうに成った…。
  昼御飯は、久し振りに贅沢をしようと、八月以来の此方へと訪れる。
  店主が病気だった様で、十一月十六日迄、休業していた為、御無沙汰と成っていた…。
  約四ヶ月振りに店の引き戸を開けて入ると、十三時過ぎの割りには空いていた。
  性格上、カウンター席の隅っこに陣取り、渡された手書きのメニューに目を凝らす。
  相変わらず、素晴らしい迄の魚種の豊富さ。
  さかなクンでなくてもワクワクしてしまう…。
  寒く成って来たので、塩焼きか煮付け辺りでホッとしようと思ったものの、
  如何しても目が行ってしまうのは刺身。
  其の中から、貝フェチの心を摑んで離さないメニューを見付け出して発注する。
  「ホッキ貝サシミ定食」…。
  「ホッキ一丁!」と言う声が響き、奥の仕込み場で調理が開始される。
  勿論、既に捌いてある物を使うのではなく、其の場で貝を捌く。
  出て来た物は、一二〇〇円と言う価格設定を高いと思わせない豪快な物。
  恐らく、北寄貝三個は使っているだろう…。
  先ずは貝紐から頂くと、コリッコリと言う食感が実に愉しい。
  赤貝然り、貝紐は地味乍ら、何とも言えない旨味が詰まっている。
  そして、身に取り掛かる。
  コリッ、クニュッ、ヌルッと言う順番で食感が伝わる。
  噛めば奥の深い、貝特有の甘さがじんわり拡がり、至福の時を連れて来て呉れる。
  思わず、御飯をガバッと頬張る。
  しっかりと御替わりも頂戴する。
  味噌汁は、例によって具沢山。
  鯖、鮭の身がゴロゴロと入り、其れだけで十分におかずとして成立する様な内容。
  此処迄来ると、単に「粗汁」と片付けられない。
  小鉢は御香香と、切り干し大根の煮物。
  矢張り此方は、絶対に期待を裏切らない名店だ…。

  因みに、他のメニューは…、
  (サシミ定食)
  ・「本マグロ大トロ」二五〇〇円
  ・「中トロ上」、「皮ハギ(キモ付)」一八〇〇円
  ・「シメサバ」、「金目鯛」一五〇〇円
  ・「カサゴ」一三〇〇円
  ・「サヨリ」、「コチ」、「ヒラメ」、「ヒラメエンガワ」、「ブリ」、「オコゼ」、
   「ホタテ」、「シマアジ」、「イサキ」、「タチウオ」一二〇〇円
  ・「アジ」、「マグロホホ」、「スズキ」、「ホウボウ」、「サンマ」、「マグロづけ丼」一〇〇〇円
  ・「ハマチ」八五〇円
  ・「ネギトロ」、「スキミ」六五〇円
  (天プラ定食)
  ・「盛合せ」、「海老」、「白子」、「天丼」一〇〇〇円
  ・「キス」、「メゴチ」、「穴子」、「穴子丼」八五〇円
  (煮付定食)
  ・「キンキ」、「金目鯛」一八〇〇円
  ・「本ムツ」、「メバル」一三〇〇円
  ・「真ダイ」、「円バン」、「カレイ」、「ブリカマ」、「マグロカマ」、「アジ」、「ハタハタ」一〇〇〇円
  ・「小イカ」、「サバ」八五〇円
  (塩焼定食)
  ・「金目干焼」一五〇〇円
  ・「うなぎ蒲焼」一三〇〇円
  ・「イサキ」、「タチウオ」一二〇〇円
  ・「ハラス」、「円バン」、「石持」、「マグロてり」、「スズキ」、「アジ」、
   「新巻鮭辛口」、「サンマ」、「サワラ」一〇〇〇円
  ・「シマホッケ」、「サバ」八五〇円
  ・「マグロホホ」八〇〇円