続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「らーめん 天河水」【上永谷】

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 ◎「らーめん」七〇〇円

 …今日も一日の仕事が終わり、漸く息をつく。
  上永谷だったので、何時か夜の部の営業に行こうと決めていた、此方に寄る事に。
  昼の部の営業は、過去に二度訪れ、何れも「つけ麺」を頂き、個人的に高評価を付けている。
  昼の部は魚介系醤油豚骨の、魚粉を効かせた感じのつけ麺が主体。
  然し、夜の部に成ると、噂では「二郎」系のラーメンを提供すると言うから困る。
  我慢が出来る筈も無い…。
  券売機の前に立つと、夜の部でもつけ麺が有る様だ。
  昼の部と味が異なり、「かつお」、「ゆず」、「背脂」の三つの味の様。
  然し、今回の僕の目当ては飽く迄も「らーめん」。
  食券を購入し、一つだけ空いていたカウンター席へと通される。
  目の前では、萌やしやキャベツ等の野菜を茹でているのが見える。
  此れは正しく「二郎」…。
  此方の麺は、茹で時間に一〇分掛かると言う極太麺なので、尚更、期待が高まる。
  只、此方が「二郎」や「二郎」系と異なるのはトッピングを訊かれない事。
  普通に野菜が盛られて出て来る。
  ん~、見た感じ、「二郎」っぽいと言われればそうだが、当たらずも遠からずと言った感じ。
  期待に胸を膨らませ乍ら、蓮華でスープを一口啜る。
  「二郎」のカネシの様な、甘辛い感じは無く、寧ろ、「ジャンクガレッジ」の様な感じ。
  醤油豚骨と言った方が近い感じで、背脂がコロコロ浮いている。
  「二郎」の亜流の店の真似をしたと言った方が正しいか…。
  大蒜のトッピングを訊かれない代わりに、卓上に大蒜が置かれている。
  大蒜の醤油漬けを微塵切りにした物。
  此れを多目に入れてから麺に取り掛かる。
  昼の部のつけ麺でも頂いているが、極太の縄の様な麺で、ゴワゴワ感が有る。
  個人的には非常に好きで、腰が効いて、プリッとモチッとした食感。
  野菜は萌やし、キャベツの他に、僅か乍ら人参の色も見える。
  萌やしとキャベツだけで良いのに…。
  叉焼は茹でた感じの物で、ギュッと言う歯触りで、此れは此れで悪くない。
  味付けは薄味だが、柔らかさが有って良い。
  大蒜の醤油漬けが溶け出したスープは結構旨く、殆どを飲み干してしまう。
  此れを「二郎」系と捉えずに、全くの別物と捉えれば、此れは此れで良いのでは…。