続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「麺屋 空海」【センター北】

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◆「麺屋 空海」【センター北】


 ◎「空海味玉そば(塩)」八三〇円

 …腰に湿布を貼ろうが、幾分早目に床に就こうが、一向に腰の痛みが引く気遣いは見られない。
  腰椎が圧迫されている感じで、電流が走る様な痛みは消えず、眉間の皺は深くなるばかり…。
  そんな中、幸いにも、会社の車を車検に出した手前、今日は電車での移動。
  長時間の運転が一番腰に堪える。
  何せ、一ヶ月に三〇〇〇キロ弱を走るもので…。
  胃袋も完璧ではない為、食事も簡単な物を欲する。
  センター北駅に直結する「あいたい」の中に、「ラーメン甲子園」と称した施設が在る。
  其の中で手っ取り早く済ます事にする。
  店の内訳は、「札幌ラーメン めんたつ」、「マー油豚骨 好来」、「博多らーめん 鬼笑」、
  そして、参宮橋に本店を構える名店「麺屋 空海」。
  知名度からして、此方に初めて入る事に決める。
  券売機に対峙すると、一押しメニューとして「空海味玉そば」の名が挙げられている。
  此方は塩ラーメンで有名なのは知っていたので、塩と醤油が選べると言うので、
  「空海味玉そば(塩)」の釦を押して中へと入る。
  港北ニュータウンと言う土日集中の土地柄、平日の昼間となればガラガラ。
  人混みが嫌いな僕からしたら、有り難い事、此の上無い…。
  丼は可也小さ目で、「ラーメン二郎 八王子野猿街道店2」で言うなれば、
  麺の量が一八〇グラムの「プチ二郎」の量とでも言おうか。
  小洒落た感じで、蓮華もステンレス製の銀色をしている。
  透き通ったスープを啜ると、あっさりと優しい味乍ら、塩の風味が感じられる。
  仏蘭西のゲランド産の自然塩を用いているらしく、マグネシウム、カルシウム、鉄が豊富と言う。
  ローストした鶏ガラ、ゲンコツをゆっくり煮出し、魚介系スープと合わせたと言う。
  昔は、塩ラーメンなんて物足りなかったが、寄る年並みには抗えず、
  今となっては塩ラーメンがするりと胃袋へ収まる感覚が心地好かったりする。
  麺は腰が感じられるしなやかな口当たりで、喉越しも滑らか。
  内蒙古産の灌水を使用していると言う。
  具は、上に塗された揚げ葱が香ばしく、風味を増している。
  他に麺麻、青菜、少し炙っている感じの叉焼
  そして、味付玉子は中迄しっかりと味が染み、ネットリとした黄身の味わいが最高。
  一口齧ってはスープを飲み、其の味わいを愉しむ。
  量的には物足りなさは否めないが、病人には丁度良いのかも知れない…。  
  何だかんだ言って、毎日ラーメン食べてるな…。