http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php
大船での仕事を終え、電車で帰宅すると二十二時に迫ろうと言う時間。
今日の御飯はベーコンエッグ丼
晩御飯は駅の近くで済ませて帰ろうかとも思ったが、否が応でも、玉子とベーコンの存在が…。
玉子があと六個、ベーコンが一枚だけ残っている。
昨晩の炒飯で、己の料理のセンスが悉く無い事を痛感した。
然し、材料が残っているので、此れ等を如何にかして遣っ付けなくてはいけない。
玉子とベーコンで作れる料理と言えば、ベーコンエッグ位しか思い浮かばない。
待てよ、御飯茶碗と別の皿に載せると洗い物が増えるので、御飯の上に乗っけてしまおう!
最近、急に出番の増えたフライパンに油を垂らし、ベーコンを焼く。
片面焼いて、引っ繰り返した所で玉子を割り入れる。
もう、不器用を絵に描いた様な感じなので、玉子を割るのも一苦労。
玉子の殻がフライパンに入ってしまったり、割る力の加減が分からなかったりと…。
玉子は豪勢に三個も入れてしまう。
こんな贅沢、戦時中ならば非国民として投獄されてしまう。
まあ、要は、早く玉子を使い切りたいだけなのだが…。
火を弱め、蓋を落として焼き上がりを待つ。
良いかなと思い、フライ返しで丼の上の御飯に載せると、此れが焦げている…。
普通、目玉焼きを焦がすかね。
今日日、サザエさんでもこんな失敗はしない…。
今後、フライパンを持つなと、料理の神様から宣告されている様だ。
仕方無く、此れに醤油をぶっ掛け、碌に噛まずに胃袋へ押し込み、三分足らずで平らげる。
こんな味気無い晩御飯は早く終わらせたかったので…。
夜の二十二時半に何を遣っているのだろう…。
玉子あと三個、如何しよう…。