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◆「なんつッ亭」【渋沢】
「なんつッ亭」【渋沢】
◎「らーめん」七〇〇円
…今朝は鴨宮の宿を出発し、秦野へと向かう。
富士山が足柄の山の合間から綺麗に顔を覗かせている…。
プレ赤貧生活開催中だが、渋沢に来たら寄らずには居られないのが此方。
「うまいぜベイビー」の看板を目指す。
店内には相変わらず行列が出来、七~八人が腰掛けて待っている。
並んでいる最中に注文を訊きに来るので、決まって何時もの「らーめん」を御願いする。
赤貧生活の為、勿論、何かを載せたりと言う贅沢極まり無い事は出来ない…。
一〇分強で漸くカウンター席に通され、黒い物体の登場を待ち侘びる。
そして、運ばれて来たのは、一ヶ月半振りの対面となる黒いラーメン。
蓮華で、其の黒を掬って啜る。
円やかでクリーミーな癖の無い豚骨スープの味わいと一緒に感じられるのが、
黒い正体のマー油のコクの有る味わい。
大蒜を揚げて胡麻油と合わせて作ると言うマー油は、仄かな苦味を孕んだ香ばしさが良い。
思わず、高血圧である事を忘れ、何口も啜ってしまう。
麺は、店内に設えられた製麺室で打ったストレート麺。
豚骨ラーメンの麺と言うと、細くて腰の有るのが特徴だが、
此方のは更に、喉越しの良さと嫋やかさを加えた様な感じで、弾力も有る。
スルスルとして、喉の通りが心地好い。
叉焼はと言えば、肉塊からスライスされた楕円形の物と、肉塊の端っこの部位が入る。
個人的には、端っこの脂身が付着した方のが好み。
スープに浸していると、徐々に柔らかくなり、終盤に口に入れればプルプルとしている。
赤身の多いのはパサパサ感が強く、旨味が害われる感じがする。
具は他に萌やしと海苔。
スープを粗方飲み干し、化学調味料、塩分、大蒜をしっかりと補給し、
赤貧生活中の細やかな贅沢を堪能する…。
富士山が足柄の山の合間から綺麗に顔を覗かせている…。
プレ赤貧生活開催中だが、渋沢に来たら寄らずには居られないのが此方。
「うまいぜベイビー」の看板を目指す。
店内には相変わらず行列が出来、七~八人が腰掛けて待っている。
並んでいる最中に注文を訊きに来るので、決まって何時もの「らーめん」を御願いする。
赤貧生活の為、勿論、何かを載せたりと言う贅沢極まり無い事は出来ない…。
一〇分強で漸くカウンター席に通され、黒い物体の登場を待ち侘びる。
そして、運ばれて来たのは、一ヶ月半振りの対面となる黒いラーメン。
蓮華で、其の黒を掬って啜る。
円やかでクリーミーな癖の無い豚骨スープの味わいと一緒に感じられるのが、
黒い正体のマー油のコクの有る味わい。
大蒜を揚げて胡麻油と合わせて作ると言うマー油は、仄かな苦味を孕んだ香ばしさが良い。
思わず、高血圧である事を忘れ、何口も啜ってしまう。
麺は、店内に設えられた製麺室で打ったストレート麺。
豚骨ラーメンの麺と言うと、細くて腰の有るのが特徴だが、
此方のは更に、喉越しの良さと嫋やかさを加えた様な感じで、弾力も有る。
スルスルとして、喉の通りが心地好い。
叉焼はと言えば、肉塊からスライスされた楕円形の物と、肉塊の端っこの部位が入る。
個人的には、端っこの脂身が付着した方のが好み。
スープに浸していると、徐々に柔らかくなり、終盤に口に入れればプルプルとしている。
赤身の多いのはパサパサ感が強く、旨味が害われる感じがする。
具は他に萌やしと海苔。
スープを粗方飲み干し、化学調味料、塩分、大蒜をしっかりと補給し、
赤貧生活中の細やかな贅沢を堪能する…。