続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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とかち麺工房「富士宮やきそば うるおいてい」

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とかち麺工房富士宮やきそば うるおいてい」

…日に日に困窮して行くのに、今日から静岡出張。
 金銭的に厳しい時の出張なんぞ、楽しくも何とも無い。
 何も出来ないのだから…。
 富士での仕事を十四時に終え、時間的にはすっかり昼時を過ぎているが、
 気分的に何かを食べたいと言う気分でもなかったので、其の儘、清水へと移動。
 駿河湾がキラキラと煌き、春霞に霞んでいる…。
 「春の海 終日のたり のたり哉」与謝蕪村
 清水港を擦り抜け、通りすがりのコンヴィニエンスストアに飛び込む。
 今日も今日とてカップ麺暮らし。
 此処最近、カップラーメンの食べ過ぎの所為か、首から上が矢鱈と重く感じられ、
 何と無く、頭痛が痛い気がする…。
 脳溢血か何かで呆気無く逝けるのならば、其の方が身の為だろう…。
 例によってカップ麺の棚に駆け寄り、ぐるりと棚を見渡す。
 ラーメン、饂飩を頂き、未だ頂いていないのはゲッティーと焼き蕎麦。
 そんな中、御当地の富士宮焼き蕎麦をカップ麺化した物を発見。
 富士宮に在る「うるおいてい」と言う店の監修の様で、
 発売元は最近のお気に入り、とかち麺工房の物だ。
 此れに決定!
 乾燥加薬を容器の底に入れ、其の上に麺を載せて湯を注ぐ。
 こうすれば、湯切りの際に加薬が飛び出さないで済む。
 四分経ち、湯切りをし、液体ソース、調理加薬を加え、麺と良く絡める様に掻き混ぜる。
 そして、最後に付属の魚粉と青海苔を振り掛けて頂く。
 ソースは濃い口の甘辛い味で、高血圧患者には持って来い!
 そして、評価したいのが麺。
 富士宮焼き蕎麦は焼き蕎麦には珍しく、麺の腰、弾力が特徴。
 其の特徴を再現出来るのが、此のとかち麺工房が編み出した独自の氷結乾燥ノンフライ麺製法
 ギュッと言う弾力の有る食感が良く、最早、カップ麺の域を凌駕している。
 此方の製品で、もう一つ素晴らしいのが調理加薬。
 富士宮焼き蕎麦の特徴の肉かすと豚肉がしっかりと入っており、味も宜しい。
 肉が乾燥加薬ではないので、安っぽい感じがしないのだ。
 更に、富士宮焼き蕎麦の特徴を最大限追い求め、鰯の削り粉も付くと言う徹底振り。
 プリン体フェチには魚粉は堪らない。
 乾燥加薬はキャベツで、今日もしっかりと野菜を摂取してしまう…。
 あっ、食べ終わる頃、付属の紅生姜を入れるのを忘れた…。
 僕の人生、何時もこうだ…。