…日中は、滅多に点けないテレヴィヂョンで「中京テレビ・ブリヂストンレディス」を観、
任 恩娥のプレーオフでの優勝を見届け、さいたま市長選挙の投票へと出向き、
市民としての義務を果たしてみる。
家へ戻り、「笑点」を観、転寝をし、巨人戦をケーブルテレヴィヂョンで観、
十九時半過ぎに晩御飯を摂りに、二週間振りの此方へと出掛ける。
店内には十四名の客が居り、半ば酸欠状態…。
任 恩娥のプレーオフでの優勝を見届け、さいたま市長選挙の投票へと出向き、
市民としての義務を果たしてみる。
家へ戻り、「笑点」を観、転寝をし、巨人戦をケーブルテレヴィヂョンで観、
十九時半過ぎに晩御飯を摂りに、二週間振りの此方へと出掛ける。
店内には十四名の客が居り、半ば酸欠状態…。
◎「生ビール(中)」五八〇円
…何時もならば、黙っていても直ぐ様出て来る麦酒が、今日は流石に出て来ない。
大勢の客と、持ち帰りの注文が入っている様で、マスター、ママさん共にてんてこ舞い。
こう言う時は、「啼かぬなら 啼く迄待とう 不如帰」の心境で、只管ジッと待つ。
入店から一〇分程で漸く麦酒が出て来て、日中の汗ばむ陽気を振り払うかの様に、
渇いた喉を潤して呉れる。
…何時もならば、黙っていても直ぐ様出て来る麦酒が、今日は流石に出て来ない。
大勢の客と、持ち帰りの注文が入っている様で、マスター、ママさん共にてんてこ舞い。
こう言う時は、「啼かぬなら 啼く迄待とう 不如帰」の心境で、只管ジッと待つ。
入店から一〇分程で漸く麦酒が出て来て、日中の汗ばむ陽気を振り払うかの様に、
渇いた喉を潤して呉れる。
◎「あんこう肝」五一〇円
…人混みの中に、壁に貼り出された魅力的な文字を発見する。
数ヶ月振りの御無沙汰の「あんこう肝」の文字…。
毎年、冬の時期が終わった後、六月辺りに僅かに入荷するのを知っていたが、
其れがいざとなるとたじろいでしまう。
今回のは青森県産との事で、旬の時期に比べると脂の載りは劣るとの事。
ポン酢を鬼の様に浴びせ掛けてから頂く。
一口頂くと、コッテリとした濃厚な味わいが口一杯に拡がり、懐かしさが呼び起こされる。
矢張り、真冬の旬の時期の物と比べると旨味は劣るが、矢張り、鮟鱇肝は旨い!
◎「小鰭」一六〇円
…寿司の手始めは、毎度御馴染みの小鰭から。
江戸前のしっかりとした仕事が為されていて、吃驚する位に旨い。
小鰭の脂の載りも勿論だが、酢の丁度良い〆加減も絶妙で最高!
此れは本当、一六〇円以上の価値は有る出来だ。
◎「〆さば」二三〇円
…此方の名物の一つである〆鯖を、二週間振りに頂く。
口に入れると、しっとりとした口当たりで、何とも言えない旨さ。
当然、産卵期前なので、鯖の脂もしっかりと載っており、〆具合も抜群。
此の〆鯖を、先週、食べに来られない程に金を使ってしまった自分を心から恥じる…。
◎「さば巻き」二三〇円
…先程の〆鯖は石川県産との事で、マスター自身も其の旨さを認めており、
今の時期は此の水域の物が一番旨いのではないかと言う。
すると、徐に〆鯖を細かく刻んで、巻物を拵えている。
〆鯖、ガリ、紫蘇を刻んで海苔巻きにした物を出して呉れる。
「魚がし日本一」では同様の物を頂いた事が有る。
〆鯖の酸味と脂の甘味、ガリの程好い辛味と酸味、そして紫蘇の香り。
此の組み合わせを編み出した人は凄い!
◎「茶碗むし」無料
…ママさんが「作り過ぎちゃったから…」と、茶碗蒸しを振る舞って呉れる。
此方で自発的に茶碗蒸しを頂く事は稀だが、正直、此処の物は旨い!
家では決して作れない物なので、此の手の温まる物は非常に有り難い。
茶碗蒸しの事は「出汁の効いた塩っぱいプリン」と称しているのだが、
正に其の通りで、椎茸、蒲鉾、海老が入り、味付けも非常に宜しい。
◎「鰺」二三〇円
…光物を続けてしまおう。
今日は鰯が無い様なので、前倒しで鰺を頂く。
肉厚に切られた鰺は、頬張ると口一杯を占拠してしまう。
プリプリとした弾力の有る身が旨く、脂の載りも感じられる。
◎「みる貝」五一〇円
…貝フェチなので、貝もしっかりと頂いておく。
「赤貝のひも」も有ったが、ちゃんとした貝の身を頂いておきたくて、
個人的に貝の王様と称している海松貝を頂く。
コリッと、クニュッと言う食感から繰り広げられる甘味が何とも言えずに旨い。
貝は生で頂かないと旨さが実感出来ない。
◎「煮穴子」三二〇円
…今日の〆は、「いくら醤油漬」が無さそうだったので、此方の一番の名物の「煮穴子」で。
ふっくらと柔らかい蒸し上がりと言うのが、見た目で判別出来る。
事実、口に含めばあっと言う間に蕩けて消えて無くなってしまう。
煮ツメの濃い口の味わいも好きだ。
此方に来て、「煮穴子」は不可欠だな…。
※2009年5月24日時点の情報です。
ID:0000301944
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