◎「ラーメン」七五〇円
…川崎での仕事を終えて帰宅。
先週から、会社の方と「二郎」系を食べに行こうと話をしていた為、いざ実行。
然し、第一希望の「ジャンクガレッジ」は火曜日の為、生憎、定休日。
となれば、僕が年明け以降、自主規制で封印していた此方へ。
実に三ヶ月半振りの訪店。
事の発端は昨年末の十二月二十九日。
晩に此方でラーメンを頂き、翌朝、此のラーメンの胃凭れで目を覚ます。
其の数時間後、発熱し、仕事納めの日をフラフラの状態で熟す。
晦日の晩は熱に魘され、大晦日の昼過ぎ迄寝込む始末。
其れ以来、年明けに三度訪れるも、其のトラウマは払拭出来ず、
身体が受け付けない様に成ってしまい、二月十二日を最後に断っていた…。
そして今日、昼間はカップラーメンだけの暮らしで、腹は猛烈に空いている。
あれ以来、三ヶ月半と言う期間が経っている事から、遂に禁を解く…。
先客は六~七名と、先ず先ずの空き具合。
券売機で「ラーメン」の食券を購入し、列の最後尾に並ぶ。
回転も良く、一〇分強で入店出来、三ヶ月振りのカウンター席に座る。
何だか懐かしい心持ちだ…。
さて、今迄は毎週欠かさず通っていたので、店主にも顔を覚えられており、
トッピングは「全増しで宜しかったですか?」を訊かれる程だった。
然し、三ヶ月半と言う期間が空き、今回は「大蒜は入れますか?」と、
一般客と同じ訊かれ方に戻り、時の流れを感じる。
「全増しで…」と告げ、久し振りに巨大な山と化した丼と対面する。
さあ、以前の事は忘れ、一心不乱に喰らい付こう。
先ずはスープを蓮華で掬って啜ると、甘目の此方特有の味わいを思い出す。
嗚呼、こうだった、こうだった。
三ヶ月振りのスープは、随分と胃袋に染み入る。
此れなら行ける、行ける。
野菜は、例によってクタクタの萌やしとキャベツ。
盛りは恐ろしい迄に高く、其の聳え方は恐怖さえ感じる…。
麺は此れ又、懐かしさを与えて呉れる。
「ラーメン富士丸 神谷本店」の二階の製麺所で打たれる自家製麺。
縄の様に太く、ゴワゴワとした極太麺。
啜ると言うより、齧り付くと表現した方が良い程の食べ応え。
ふぅ~、苦しくなって来たぞ…。
水を飲む間隔も狭まり、箸を持つ手が重くなり始める。
如何にかこうにか、丼は空にしたものの、脂は投入する余裕が無かった…。
年取ったな、僕…。
矢張り、もう駄目かも知れない…。
先週から、会社の方と「二郎」系を食べに行こうと話をしていた為、いざ実行。
然し、第一希望の「ジャンクガレッジ」は火曜日の為、生憎、定休日。
となれば、僕が年明け以降、自主規制で封印していた此方へ。
実に三ヶ月半振りの訪店。
事の発端は昨年末の十二月二十九日。
晩に此方でラーメンを頂き、翌朝、此のラーメンの胃凭れで目を覚ます。
其の数時間後、発熱し、仕事納めの日をフラフラの状態で熟す。
晦日の晩は熱に魘され、大晦日の昼過ぎ迄寝込む始末。
其れ以来、年明けに三度訪れるも、其のトラウマは払拭出来ず、
身体が受け付けない様に成ってしまい、二月十二日を最後に断っていた…。
そして今日、昼間はカップラーメンだけの暮らしで、腹は猛烈に空いている。
あれ以来、三ヶ月半と言う期間が経っている事から、遂に禁を解く…。
先客は六~七名と、先ず先ずの空き具合。
券売機で「ラーメン」の食券を購入し、列の最後尾に並ぶ。
回転も良く、一〇分強で入店出来、三ヶ月振りのカウンター席に座る。
何だか懐かしい心持ちだ…。
さて、今迄は毎週欠かさず通っていたので、店主にも顔を覚えられており、
トッピングは「全増しで宜しかったですか?」を訊かれる程だった。
然し、三ヶ月半と言う期間が空き、今回は「大蒜は入れますか?」と、
一般客と同じ訊かれ方に戻り、時の流れを感じる。
「全増しで…」と告げ、久し振りに巨大な山と化した丼と対面する。
さあ、以前の事は忘れ、一心不乱に喰らい付こう。
先ずはスープを蓮華で掬って啜ると、甘目の此方特有の味わいを思い出す。
嗚呼、こうだった、こうだった。
三ヶ月振りのスープは、随分と胃袋に染み入る。
此れなら行ける、行ける。
野菜は、例によってクタクタの萌やしとキャベツ。
盛りは恐ろしい迄に高く、其の聳え方は恐怖さえ感じる…。
麺は此れ又、懐かしさを与えて呉れる。
「ラーメン富士丸 神谷本店」の二階の製麺所で打たれる自家製麺。
縄の様に太く、ゴワゴワとした極太麺。
啜ると言うより、齧り付くと表現した方が良い程の食べ応え。
ふぅ~、苦しくなって来たぞ…。
水を飲む間隔も狭まり、箸を持つ手が重くなり始める。
如何にかこうにか、丼は空にしたものの、脂は投入する余裕が無かった…。
年取ったな、僕…。
矢張り、もう駄目かも知れない…。