続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「財津和夫ライブ&トーク」熊谷文化創造館さくらめいと

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昨日。
昨年の六月十四日に引き続き、我が敬愛する財津和夫氏のライヴの御鉢が回って来る。
本当に有り難い限りで、此処数日はチューリップの曲を予習で聴いていた。
昨年と同じツアーだが、若干のマイナーチェンジを行ったと下調べが付いていたので、
期待を持って、前から一〇列目の席に着く。
場所は、我が故郷・深谷の隣りの「熊谷文化創造館さくらめいと」。


●「財津和夫ライブ&トーク」熊谷文化創造館さくらめいと
  1.この世の端でも
  2.I Love You
  3.君の季節
  4.ふたりだから
  5.昼のジェラシー
  6.あの星へもどろう
  7.僕が愛した犬 どんパ
  8.I dream
  9.ぼくがつくった愛のうた
 10.「ストーヴ」
 11.WAKE UP
 12.誰が許すの君のわがままを
 13.1962で抱きしめたい
 14.君の指
 15.急行の停まる街
 16.心の旅
 17.青春の影
 18.サボテンの花
EC1.This is my home town
EC2.夢中さ君に

 財津和夫:Vo、G、Key
 柳沢二三男:G
 山内和義:B
 清水俊也:Key
 田中 徹:Dr

今回は映像を使った演出が見られ、コント仕立ての物も…。
そして、今回はトークが絶好調。
チューリップ時代から、決してトークに定評が有る訳ではなかったが、
還暦を過ぎ、歳を取った事を頻りに引き合いに出し、其れが妙に面白い…。
ライヴ構成は前回同様、前半は財津氏一人、若しくはキーボードとギターが加わるのみで、
スクリーンにスライドを映し出したりと言う演出。
前回もそうだったが、「I dream」、「ぼくがつくった愛のうた」は卑怯だな…。
僕はもうビショビショだ…。
個人的に全盛時と思っている一九八〇年前後の様な、張り、艶の有る伸びやかな声ではないが、
此れは此れで枯れた雰囲気が良かったりもする。
十一曲目の「WAKE UP」からはバンド編成で登場。
前回同様、ドラム、ベース、ギターはハードロック風の面々で、キーボードは優男風。
然し乍ら、此のメンバーが、緻密なチューリップのコーラスワークを忠実に熟すから吃驚。
原曲に近いアレンジと言うのも有り難い。
「心の旅」の前には、財津氏が観客に発声練習を促し、「アー」、「カー」と言う声が、
会場中に木魂し、丸で、何かの自己啓発セミナーの様…。
然して、財津和夫氏を知らずに来た地元民も、流石に「心の旅」は知っていよう。
そして、アンコールの二曲目の「夢中さ君に」では、会場がほぼ総立ち状態。
勿論、「財津さん!」コールが響き渡り、バックバンドも大ノリ。
矢張り、生は良いな。
魚でも何でも、生が一番良さが伝わる…。