続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「レストラン 泉屋」【新富士(釧路)】

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◆「レストラン 泉屋」【新富士(釧路)】


 ◎「スパカツ」九〇三円

 …釧路に来て気付いた事。
  釧路の人は、余り半袖を着ていない…。
  と言う事で、釧路滞在二日目は最高気温十六度と言う涼しさ、と言うか寒いっ!
  長袖なんて持って来ていないし、昨晩は寒さで熟睡出来ない有様…。
  暑い埼玉から、一気に北緯が上がり、此の寒さ。
  熱帯魚なら死んでいるよ、本当…。
  そんな気候の中、仕事に従事し、昼御飯は「イオン釧路昭和ショッピングセンター」の中で済ます。
  事前に下調べをした結果、此方に「スパカツ」なる食べ物が有ると言う。
  名前からして大体の想像は付く…。 
  店内は賑わっており、地元客に愛されている感じ。
  席に座り、メニューを見る迄も無く、「スパカツ」を発注。
  数分後、其の名物が音を立てて運ばれて来る。
  ヂウヂウと鉄板の上で言っている…。
  「スパカツ」…。
  要は、鉄板にゲッティーが盛られ、其の上にカツが載り、ミートソースがぶっ掛けられている。
  もう、此の手の代物は、腕白中年が嫌いな訳が無い…。
  卓上の粉チーズを思い切り振り掛け、フォークを手に啜る。
  ゲッティーは鉄板の熱でこんがりとパリパリとした食感に変化している。
  此れに赤茄子の味わいの効いたミートソースが良く絡む。
  更に、此の上にカツが載っている。
  実に腕白な食べ物だ…。
  店頭の蝋で出来たサンプルの様な厚さこそ無いが、紛れも無くカツ…。
  揚げ立てでは無く、決して高級感は無いが、ジャンクな洋食と言った趣き。
  いや~、実に暴力的だ。
  量も其れなりに有る。
  問題は此れだ…。
  如何せん、今朝、宿の朝食のヴァイキングが矢鱈と豪華で、御飯を二膳も頂いてしまった。
  其の所為で、可也、腹がくちい…。
  吐きそう…。
  前日は飛行機の恐怖から来る緊張で吐瀉しそうだったのに、翌日は喰い過ぎ…。
  駄目だ、此の中年…。
  然し、自ら頼んだ物を残す様な無粋な真似は断じて出来ないので、水を飲みつつ、
  徐々に食べ進め、何とか完食。
  腹は完全に阿弗利加難民の様に出っ張る…。
  此りゃ、出張の度に太るな…。