◆「つけめん処 桔梗」【熊谷】
…秩父での仕事を終え、ローカル線・秩父鉄道に揺られて熊谷駅へと舞い戻る。
大野原駅の待合室に携帯電話を忘れたのを電車に乗った直後に気付き、
次の和銅黒谷駅で降りて、反対行きを電車を待つも、二〇分以上来ず、
駅員さんに、大野原駅に電話をして貰い、何とか折り返して奪取すると言う事件付き…。
山手線とは訳が違うから大変だ…。
大幅に時間も無駄にしたので、帰りは熊谷で食事を済ませて帰る事に。
我が故郷・深谷市の隣町だけあって、未だ心の傷が消えていないので、怖いな、此の街も…。
そんな感傷に浸りつつ、予め、目星を付けていた店へ。
「つけめん処」と謳っているが、「油そば」も人気が有るらしいので…。
大野原駅の待合室に携帯電話を忘れたのを電車に乗った直後に気付き、
次の和銅黒谷駅で降りて、反対行きを電車を待つも、二〇分以上来ず、
駅員さんに、大野原駅に電話をして貰い、何とか折り返して奪取すると言う事件付き…。
山手線とは訳が違うから大変だ…。
大幅に時間も無駄にしたので、帰りは熊谷で食事を済ませて帰る事に。
我が故郷・深谷市の隣町だけあって、未だ心の傷が消えていないので、怖いな、此の街も…。
そんな感傷に浸りつつ、予め、目星を付けていた店へ。
「つけめん処」と謳っているが、「油そば」も人気が有るらしいので…。
◎「瓶ビール(中)」五〇〇円
…外から中を覗くと客は居らず、引き戸を開けて店内に入る。
小粋な小料理屋の様な佇まいで、且つ、バーの様な風情も漂う。
珍しい組み合わせだが、マダム二名で切り盛りしている様だ…。
先ずは、此の悪夢の様な蒸し暑さを払う為に、麦酒を発注。
瓶麦酒と言うのが、如何にも、店の雰囲気に合っている。
手酌で瓶を傾け、小さめのコップをグイと呑み干す。
何なんだ、此の暑さとむさ苦しさは…。
御通しは、極太の麺麻二本。
…外から中を覗くと客は居らず、引き戸を開けて店内に入る。
小粋な小料理屋の様な佇まいで、且つ、バーの様な風情も漂う。
珍しい組み合わせだが、マダム二名で切り盛りしている様だ…。
先ずは、此の悪夢の様な蒸し暑さを払う為に、麦酒を発注。
瓶麦酒と言うのが、如何にも、店の雰囲気に合っている。
手酌で瓶を傾け、小さめのコップをグイと呑み干す。
何なんだ、此の暑さとむさ苦しさは…。
御通しは、極太の麺麻二本。
◎「油そば(中盛)」七五〇円
…一瞬、此方の主力商品であろう「つけめん」にも興味が惹かれたが、初志貫徹で「油そば」を。
麺の量が「中盛」迄が無料と言うので、御言葉に甘えて御願いする。
先日、「つけ麺 弐★゛屋~にぼしや~」で「肉味噌まぜそば」頂いて旨かったので、
其れを密かに期待して、店内のテレヴィヂョンをぼんやり眺めて、麦酒を遣り乍ら待つ…。
一〇分程で、目の前のカウンター上段で丼を受け取る。
どれどれ、中々の迫力だ。
早速、箸で丼の底を掬う様にして、全体を混ぜ合わせてから啜る。
具の一つに、魚粉をペースト状にした物が載っており、其の味が強く感じられ、正に魚粉!
タレのベースのスープは鶏だろうか。
ドロッとしたとろみの有る濃厚なタレ。
此れ等が麺にたっぷり絡み、コッテリとした味わい。
麺は極太で、モチモチと、ポキポキの両方の食感が感じられ、モキモキと言う歯触り。
弾力も有り、麺に力強さが感じられる。
叉焼は五ミリ程度の厚さが有り、トロトロに蕩けると言う感じではないが、
脂身のプルプル感、赤身の噛み応えは適度に有って旨い。
麦酒の御通しでも頂いた麺麻は極太で、シャキシャキとした歯触りが快く、
味付けも濃過ぎず、胡麻油の風味が立ち上り、上品な味が良い。
具は他に、半熟味付け玉子半個、海苔、水菜、玉葱の微塵切り。
全体的な味としては及第点と言った所か…。
其れにしても、熊谷には想い出が未だ転がっていて怖い…。