続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「つけ麺 弐★゛屋~にぼしや~」【日進】

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◆「つけ麺 弐★゛屋~にぼしや~」【日進】


 ◎「魚介豚骨つけ麺(大盛)」七八〇円

 …昨日。
  午後からの久喜での仕事の前に、家で食事を済まそうと、台所の棚を漁ると、
  てっきり有ると思い込んでいたゲッティーは既に無く、外で食事を済ませる事に。
  行きしな、此方へと三週間振りの訪店を果たす。
  其の間、此方の前を通るに付け、其れなりに客が入っているので安堵したりしている…。
  折角、ラーメン空白地帯の日進に出来た本格的なラーメン専門店なので、
  潰れてしまっては僕としても非常に困るので…。
  さて、店に着くと、先客四名の待ち。
  流石に、行列が発生するのは少々困る。
  電車の時間も有るしなぁ…と、些か不機嫌に陥ってみる。
  先に券売機で食券を購入し、店内で待つには窮屈なので、外で待機する。
  木っ端アベックや、一人で一杯を食べられない子連れが居り、回転率の低下を引き起こしている。
  余計に苛苛が募る…。
  十五分程で漸く座る事が出来、一先ず、重たい鞄を下ろし、一息吐く。
  今回は「魚介豚骨つけ麺」。
  此方を訪れて二回目に頂いたメニューに回帰してみる。
  つけ汁は濃い茶色をしており、とろみは無く、サラッとしたあっさり系。
  然し、時間が経つに連れ、表面に油膜が張って行く感じが素敵。
  早速、「完全国産小麦麺」を謳う麺を潜らせて頂く。
  麺は少し黄色味を帯び、箸で手繰ると其れなりの重量感が有る。
  モチモチ感と、ポキポキと言う腰が両方感じられ、レヴェルの高さが窺える。
  個人的に、大宮の他の人気店に決して引けを取らない精度と感じる。
  つけ汁はあっさりして居乍ら、魚粉がガッツリと効いており、痛風予備軍の中年も大満足。
  不自然な砂糖の甘さは無く、自然の豚骨スープの甘味が感じられる。
  具は、味のしっかり染みた叉焼と、麺麻が三本、海苔。
  前回改めて感じたが、此の叉焼の味が実に宜しく、麦酒の摘みに頂きたい程。
  勿論、赤身と脂身も均衡が取れている。
  麺麻も結構な太さで、シャキシャキとした歯触りが心地好い。
  全て食べ終え、食器をカウンター上に乗せ、テーブルを拭き、「御馳走様でした」と告げると、
  柔和な笑顔の店主から、「毎度如何も」と声が掛かる。
  未だ五回目の訪店だが、顔を覚えられた様だ…。