続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「究極の卵かけご飯専門店 たまごころ」【熊谷】

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◆「究極の卵かけご飯専門店 たまごころ」【熊谷】

 ◎「卵かけご飯」三九〇円+「サイドメニュー(二品)」一〇〇円

 …昨晩は高等学校時分の悪友二人と午前一時迄呑み、今朝は六時半置き。
  此の熊谷での仕事の間、実家に厄介に成っている為、食事、風呂も付き、幾分は快適だ…。
  熊谷での仕事も三日目。
  十三時に成り、六名で昼御飯を摂りに外へ出る。
  周囲に食事を摂れそうな店を探すと、小ぢんまりとした造りの店を発見する。
  何と、昨今話題の玉子掛け御飯専門店の様だ。
  玉子掛け御飯が三九〇円で、然も、御飯、玉子、味噌汁の御替わりが自由と言う。
  何と素敵な店なのだろう…。
  玉子掛け御飯の事を巷間、「TKG」と呼ぶ様だが、僕はそんな間抜けな呼び方はしない…。
  其の店の扉を開けて入ると、丸で、宿の朝食ヴァイキングの様な用意がしてある。
  盆を取り、各種の容器を取る様に促される。
  御飯用の丼、玉子を溶く器、玉子の殻入れの器を盆に載せる。
  そして、丼に御飯を装う。
  此の際、丼に結構な量を盛ってみる。
  玉子を二個取る。
  日替わりと言う味噌汁は、萌やしと若布。
  更に、日替わりの「サイドメニュー」が二品で一〇〇円と言う爆安価格。
  作り置きの為に残りも少なく、漬物、揚げ焼売とメンチカツを選択。
  代金は先払いで、都合、四九〇円を支払い、席に着く。
  さて、早速、頂きますかね…。
  玉子二個を器に割り、少し逡巡する。
  何と、七種類の醤油が用意されている。
  「だし醤油」、「にんにく」、「中華風」、「のり醤油」、「唐辛子」、「大葉醤油」、「わさび」。
  「ジロリアン」としては、先ずは「にんにく」で行ってみる。
  ドブンドブンと回し入れ、箸で攪拌し、御飯にぶっ掛ける。
  後は豪快に丼を抱えて掻っ込むだけ。
  ドゥルドゥルと白身を啜ると、僅かに大蒜の風味が漂う。
  然し、然程、強烈な大蒜臭は感じられず、仄かに香る程度。
  丸で、何かの合宿所の様に丼飯を喰らう…。
  あっと言う間に掻っ込み、御替わりをしに席を立つが、生憎、御飯を切らした様子で、
  一生懸命に炊いている最中と言うので、暫し、足止めを喰らう…。
  其の間、手持ち無沙汰なので、玉子を一個取り、器に割り、今度は違う醤油を掛け、
  丸で、「ドリフ大爆笑」で高木ブーがジョッキで生玉子を飲む様に、生玉子だけをヅルヅルと啜る。
  今度は「のり醤油」を試してみる。
  此方も、僅かに磯の香りが漂い、海苔の佃煮の様な味わいも感じられる…。
  十五分程待たされ、丸で、腹を空かせた高等学校の球児の様に御飯に群がる。
  今度は「大葉醤油」を試してみる。
  此れ又、微かに紫蘇の風味がし、念入りに舌で紫蘇の味を探す。
  時折、卓上のおかかの振り掛けを掛けて味を変えてみる。
  良いな、玉子掛け御飯…。
  日常、家で玉子掛け御飯を頂いてはいるが、「外食」の玉子掛け御飯は豪華な気がする。
  御蔭で、腹がくちく成る程に膨れる…。
  昼御飯だけで玉子五個。
  一日に茹で玉子を六個喰らうと言う板東英二に一歩及ばなかったのが悔しい…。