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◆「揚げたて天ぷら 海老虎」【鴨居】
「揚げたて天ぷら 海老虎」【鴨居】
◎「海老虎定食」六八〇円
…昨日。
此の日も背広を着て、照り付ける陽射しの中、遥々、横浜へと向かう。
通勤時間帯の埼京線は地獄だが、運良く座れたので、腰への負担も軽減される…。
仕事の合間、十三時過ぎに昼御飯を摂りに、五人して外へ出る。
数ヶ月前迄、此の地区を頻繁に廻っていたので、目星は付けてある。
良心的な価格で、然も、揚げ立ての本格的な天麩羅が頂ける此方へと向かう。
前回訪れたのは、丁度、一年前に成る。
店の看板を見ると、「そば・うどん」の文字が見られ、天麩羅だけでなく、
蕎麦と饂飩の取り扱いも始めた様子。
そして、店内も改装した様で、以前とは造りが変わっており、
コの字型のカウンター内に設えられた調理台で、目の前で天麩羅を揚げて呉れる方式だったが、
其のカウンター席も形を変えている…。
メニューも刷新され、今回は「海老虎定食」と言うのを頂くべく、券売機で食券を購入する。
セルフサーヴィスの冷たい御茶を汲み、奥のテーブル席へと陣取る。
此の「海老虎定食」の内容は、海老三本、烏賊、鱚、茄子、南瓜、ピーマンと言う構成。
其れ等が、盆に載せられて運ばれて来る。
以前は、順番に天麩羅を揚げて提供して呉れていたが、自分の好きな順番で食べられないので、
こうして一遍に出されるのも、此れは此れで悪くないのかも知れない…。
天つゆに大根卸を溶かし、貧乏性の僕は、嫌いな物から先に遣っ付ける。
と成ると、必然的に野菜から…。
ピーマン、南瓜、茄子の順に遣っ付け、味に関しては然したる感想は無い。
どっぷりと天つゆに浸し、味を誤魔化す様にし、目を瞑って遣っ付ける。
緑色の苦い物体、橙色の妙に甘い物体、紫色の油を吸った物体としか、表現方法が見当たらない…。
さて、邪魔物が消え失せた所で、落ち着いて魚介類に有り付く。
先ずは鱚から。
白身の非常に淡白な魚だが、じんわりと旨味が感じられ、地味乍ら旨い。
白身魚のフライは嫌いだが、こうした天麩羅であれば美味しく頂ける。
お次は烏賊。
此れ又、吃驚する程に柔らかく、丸で、練り物かと見紛う様だ。
噛み切れずに筋を引っ張る様な事も無く、安心して頂ける。
〆は、豪勢に三本も盛られた海老。
矢張り、プリン体フェチは甲殻類が大好きだ。
小振り乍ら、ブリンとした食感が伝わり、正に海老らしい旨さが堪能出来る。
思わず、足の親指も宜しく言っている。
勿論、最後は天つゆを飲み干し、しっかりと血圧を上げる事にも余念が無い。
卓上の漬物が食べ放題なので、御飯の御供にポリポリ頬張る。
夜、麦酒を手酌で、天麩羅を摘むと言うのも素敵じゃないか…。
此の日も背広を着て、照り付ける陽射しの中、遥々、横浜へと向かう。
通勤時間帯の埼京線は地獄だが、運良く座れたので、腰への負担も軽減される…。
仕事の合間、十三時過ぎに昼御飯を摂りに、五人して外へ出る。
数ヶ月前迄、此の地区を頻繁に廻っていたので、目星は付けてある。
良心的な価格で、然も、揚げ立ての本格的な天麩羅が頂ける此方へと向かう。
前回訪れたのは、丁度、一年前に成る。
店の看板を見ると、「そば・うどん」の文字が見られ、天麩羅だけでなく、
蕎麦と饂飩の取り扱いも始めた様子。
そして、店内も改装した様で、以前とは造りが変わっており、
コの字型のカウンター内に設えられた調理台で、目の前で天麩羅を揚げて呉れる方式だったが、
其のカウンター席も形を変えている…。
メニューも刷新され、今回は「海老虎定食」と言うのを頂くべく、券売機で食券を購入する。
セルフサーヴィスの冷たい御茶を汲み、奥のテーブル席へと陣取る。
此の「海老虎定食」の内容は、海老三本、烏賊、鱚、茄子、南瓜、ピーマンと言う構成。
其れ等が、盆に載せられて運ばれて来る。
以前は、順番に天麩羅を揚げて提供して呉れていたが、自分の好きな順番で食べられないので、
こうして一遍に出されるのも、此れは此れで悪くないのかも知れない…。
天つゆに大根卸を溶かし、貧乏性の僕は、嫌いな物から先に遣っ付ける。
と成ると、必然的に野菜から…。
ピーマン、南瓜、茄子の順に遣っ付け、味に関しては然したる感想は無い。
どっぷりと天つゆに浸し、味を誤魔化す様にし、目を瞑って遣っ付ける。
緑色の苦い物体、橙色の妙に甘い物体、紫色の油を吸った物体としか、表現方法が見当たらない…。
さて、邪魔物が消え失せた所で、落ち着いて魚介類に有り付く。
先ずは鱚から。
白身の非常に淡白な魚だが、じんわりと旨味が感じられ、地味乍ら旨い。
白身魚のフライは嫌いだが、こうした天麩羅であれば美味しく頂ける。
お次は烏賊。
此れ又、吃驚する程に柔らかく、丸で、練り物かと見紛う様だ。
噛み切れずに筋を引っ張る様な事も無く、安心して頂ける。
〆は、豪勢に三本も盛られた海老。
矢張り、プリン体フェチは甲殻類が大好きだ。
小振り乍ら、ブリンとした食感が伝わり、正に海老らしい旨さが堪能出来る。
思わず、足の親指も宜しく言っている。
勿論、最後は天つゆを飲み干し、しっかりと血圧を上げる事にも余念が無い。
卓上の漬物が食べ放題なので、御飯の御供にポリポリ頬張る。
夜、麦酒を手酌で、天麩羅を摘むと言うのも素敵じゃないか…。
※2009年9月18日時点の情報です。
ID:0007442513
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