…昨晩。
府中での仕事を終えて帰宅後、諸般の事情で、自動車で新三郷へと向かう。
其処から越谷方向へ移動しつつ、晩御飯を摂れそうな店を探す。
国道二九八号線から、県道四十九号線、通称「足越線」に入り北上する。
時刻は既に二十二時で、店仕舞いをしている所も多く、気付けばせんげん台…。
「サティ」の近くにラーメン店が多く犇めき合っているとの情報を受け、現場へ急行する。
何軒かラーメン店を見付け、其の中で、一際、目立っているのが此方。
其の名も「ホープ軒」。
ラーメン好きからすると、千駄ヶ谷の「ホープ軒」を思い出す。
意を決して店内に入ると、うん!?何か違う…。
ラーメンも醤油、味噌、塩は有るわ、「スタミナ定食」を始め、定食類も取り扱っている。
う~ん、名前だけだったか…。
府中での仕事を終えて帰宅後、諸般の事情で、自動車で新三郷へと向かう。
其処から越谷方向へ移動しつつ、晩御飯を摂れそうな店を探す。
国道二九八号線から、県道四十九号線、通称「足越線」に入り北上する。
時刻は既に二十二時で、店仕舞いをしている所も多く、気付けばせんげん台…。
「サティ」の近くにラーメン店が多く犇めき合っているとの情報を受け、現場へ急行する。
何軒かラーメン店を見付け、其の中で、一際、目立っているのが此方。
其の名も「ホープ軒」。
ラーメン好きからすると、千駄ヶ谷の「ホープ軒」を思い出す。
意を決して店内に入ると、うん!?何か違う…。
ラーメンも醤油、味噌、塩は有るわ、「スタミナ定食」を始め、定食類も取り扱っている。
う~ん、名前だけだったか…。
◎「特製ギョーザ」三〇〇円
…昼間に「とろすた丼」を掻っ込んでから、九時間近く物を口にしていないので、頗る空腹だ。
ラーメンの他に、如何しても餃子を頂きたくなってしまう。
勿論、自動車なので麦酒が呑めないのが苦痛だが…。
然したる期待も寄せずに居たが、此の餃子の大きさたるや、何でしょう。
此れが三〇〇円で採算が合うのか心配になってしまう。
餃子の皿の隅の間仕切りされた窪みに、酢を多目、醤油少々を配合してから頂く。
箸で掴み上げると、ずっしりとした重みが感じられ、餡がギウギウに詰まっているのが窺える。
一個丸々を頬張るには大変そうなので、半分で千切ると、中からは肉汁が溢れ出す。
慌てて掌で受け止めるも、其の肉汁の熱さで火傷を負いそうになる。
何のリアクション芸人かと思う程…。
日中の「とろすた丼」に引き続き、大蒜がふんだんに効いており、無駄に精を付けてみる。
皮は適度にカリカリ、モチモチとした食感が有る。
◎「メンマらーめん(こってり、太麺)」六五〇円
…ラーメンは、何と無くの気分で「メンマらーめん」を発注。
子供の時分は支那竹が食べられず、全部、親に追い遣っていたが、何時しか好物に成っている。
穂先麺麻を摘みに麦酒なんぞ、最高の贅沢な気がする…。
其れはさて置き、発注の際、「こってり」と「あっさり」、「細麺」と「太麺」を選択する様、
無愛想な年端も行かない女性店員に促され、「こってり」と「太麺」で御願いする。
出て来たラーメンは、「ホープ軒」と言う店名から連想される物とは乖離している。
豚骨の白濁した物ではなく、背脂の浮いた醤油豚骨風。
其れよりも驚いたのが、丼と蓮華の大きさ。
三人前の炒飯を八〇〇円で提供し、食べ切れない場合は一八〇〇円徴収すると言う、
「ナニ曽根だよ!」と突っ込みたくなるメニューも多い店らしく、器も大きめ。
カウンター席には、山芋を擂る擂り鉢でラーメンを啜る輩も居る程…。
流石に僕のは、其処迄は大きくないにせよ、深夜の食事としては多目に見える。
「オバケのQ太郎」位の口の持ち主が使用する様な巨大な蓮華で、先ずはスープを啜る。
背脂の甘さがフワッと拡がる醤油豚骨味。
然程のコッテリ感は無く、意外にもサラッとした印象。
刻んだ韮が浮かんでいる為、スタミナ的な色合いも感じられる。
麺は、ちゃんぽんの様な太麺で、モッチリした感じで、強烈な腰は感じられない。
背脂を巧く絡ませて頂くのならば、細麺の方が適しているかも知れない。
具は、嬉しい位に沢山入っている麺麻が良い。
細目の物で、味付けもしっかり施されており、シャキシャキとした歯触り。
叉焼は大判の物で、赤身の部位が多い。
海苔が三枚、丼に貼り付いており、此れをスープに浸し、背脂を吸わせてから頂く。
まあ、出来れば、豚骨の「ホープ軒」が宜しいが、餃子に免じて許そう…。
※2009年9月19日時点の情報です。
ID:0000466495
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