続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「三丁目 にしや食堂」【日進】

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◆「三丁目 にしや食堂」【日進】

 ◎「とりもも肉のカリカリ焼き」七〇〇円

 …昨晩は会社の歓送迎会で池袋で呑み、宮原に戻って「和匠喜酒 かもん」へ雪崩れ込む。
  麦酒を数杯、「明太マヨうどん」を平らげ、カウンター席に突っ伏して寝てしまう…。
  酔っては居ないのだが、歳の所為か、午前零時を過ぎると途端に眠くなる…。
  今朝は九時半に起床し、毎度の「ぶらり途中下車の旅」をのんびり観て過ごす。
  洗濯物も昨日遣っ付けてしまったので、実にゆっくりと、丸で呆け老人の様だ。
  風呂に入り、身支度を整え、正午過ぎにノソノソと動き始める。
  先日の北海道出張の土産を持って、御世話に成っている此方へと伺う…。
  昼時とあって、店内はごった返す様な混雑で、人口密度が高い。
  何とか席を見付け、尻を捻じ込む様に座る。
  黒板には御薦めメニューが記されている。
  「三枚のヒレカツ定食」、「ネギチャーシュー定食」、「赤魚のかす漬け定食」…。
  どれも此れも頂きたくなってしまうが、店に入る直前に意思を固める。
  「とりもも肉のカリカリ焼き」を何としてでも頂こうと。
  別段、僕の事なので、然したる深い意味は無い…。
  実に一ヶ月半振りに、皿から食み出しそうな其の物体と対面を果たす。
  此れを見て、食欲がそそられない筈が無く、腕白魂に火が灯される…。
  表面はこんがり狐色、其れに別皿のマヨネーズを付けて頬張る。
  其の名前の通り、カリカリと香ばしい歯触りが懐かしささえ感じさせる。
  鶏肉は薄く、此の厚みが絶妙で、厚過ぎては決してこうは行かない。
  黒胡椒のピリッとした辛さが爽やかで、此れも食欲を増進させる一因だろう。
  茶碗に山と盛られた御飯を、大口を開けて目一杯放り込む。
  モリモリ食べるとは正に此の事で、年甲斐も無く、がっ付いてしまう…。
  まあ、旨いのだから致し方有るまい。
  更に、サーヴィスで牛すじ煮込みを付けて頂き、此れ又、御飯と良く合うので参ってしまう。
  此りゃ、御飯が幾ら有っても足りやしない…。
  付け合わせの千切りキャベツ、ポテトサラダ、小皿の菜の花の胡麻汚しもしっかりと頂戴し、
  食糧タンクと化した出っ張った腹を揺すり乍ら、トボトボと帰宅する…。

にしや食堂 [ その他 ] - Yahoo!グルメ

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住所: 埼玉県さいたま市北区日進町3丁目225
営業時間、定休日:
最寄り駅: 日進(埼玉県)
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※2009年9月26日時点の情報です。
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