…座間での仕事を十九時過ぎに終え、バス、電車を乗り継いで、宿の在る大和駅へ辿り着く。
宿に荷物を置き、同僚の方を誘い、ラーメンを食べに出掛ける事にする。
別段、特に土地に詳しい訳でもないが、三ヶ月前に大和に来た折に、
偶々見付けて入った店が、先ず先ずの味だったので、初めから決めていた…。
其の名も「節のそなた」。
う~ん、生憎、僕は此のネーミングセンスは持ち合わせていない…。
宿に荷物を置き、同僚の方を誘い、ラーメンを食べに出掛ける事にする。
別段、特に土地に詳しい訳でもないが、三ヶ月前に大和に来た折に、
偶々見付けて入った店が、先ず先ずの味だったので、初めから決めていた…。
其の名も「節のそなた」。
う~ん、生憎、僕は此のネーミングセンスは持ち合わせていない…。
◎「瓶ビール」五〇〇円
…先に券売機で食券を購入する方式で、取り敢えず、労働後の息抜きに、
「瓶ビール」の釦を至って普通に押す。
ジョッキの麦酒も良いが、手酌で遣る良さが此処最近、何と無く理解出来る。
チビチビと遣るのも、中々悪くないものだ…。
…先に券売機で食券を購入する方式で、取り敢えず、労働後の息抜きに、
「瓶ビール」の釦を至って普通に押す。
ジョッキの麦酒も良いが、手酌で遣る良さが此処最近、何と無く理解出来る。
チビチビと遣るのも、中々悪くないものだ…。
◎「節そなつけ麺(合わせ節)大盛」七五〇円
…此方のつけ麺の味は二種類有り、前回は「節そなつけ麺(海老)」を頂いた。
今回はもう一種類の「合わせ節」と言うのにしてみる。
恐らく、魚粉ガッツリ系の魚介豚骨つけ麺なのであろう事は容易に想像がつく…。
店内には能書きが記されており、「豚、鶏、魚、野菜の素材から十二時間掛けて旨みを搾り取った、
超が付く程のとろとろ濃厚スープと、苦味が出る寸前迄旨味、香りを引き出した、
魚介のブレンドスープを合わせました」と記されている。
粘性の強いつけ汁である事は、前回頂いて良く知っている…。
二人で仕事の話をし乍ら麦酒を呷っていると、発注から十五分程度で遣って来る。
麦酒を遣っている際は、此れ位の間合いが丁度良い。
余り、間髪入れずに持って来られても、麦酒を遣る暇が無くなってしまう…。
三ヶ月振りに対面するつけ汁は、量も少な目で、見るからにドロドロと粘度が有るのが分かる。
大盛の麺の量は四〇〇グラムも有り、果たして、此のつけ汁の量で食べ切るのかが不安に成る。
まあ、良い、喰えば分かるさ…。
つけ汁には海苔が浮いており、其の上には予想通り、魚粉が盛られている。
其れをつけ汁に全て溶かし、麺を手繰って頂く。
黄味を帯びた麺を浸すと、ネットリとつけ汁が纏わり付き、此れを一気に啜る。
ヅヅヅヅヅと荒々しい音を立て、歯を押し当てると、麺の食感が伝わって来る。
ポキポキと言う様な強靭な腰は感じられず、ツルツルとした舌触りで、
モチッとした弾力が感じられ、饂飩の様な口当たり。
武蔵野饂飩の様な、地粉の風味が感じられる、モソモソ、ボキボキした物ではなく、
「はなまるうどん」や「丸亀製麺」の様な、チェーンの讃岐饂飩店の物の様な感じ。
個人的には、ボソボソとして、モキモキした食感の方が好みなのだが。
まあ、無料で大盛にして貰っているのだから、贅沢は言えまい…。
具の叉焼は、随分と大判で迫力が感じられるが、豚肉の臭味が出てしまって残念。
脂身もトロトロ感は無く、プルプルとしたゼラチン質の感じが丸で活かされていない。
麺麻はシャキッとした歯触りで、中々の好印象。
他に、賽の目に刻まれた玉葱が入っており、切り口から玉葱の甘味が染み出し、
シャキシャキとし乍らも、ヌルッとした口当たりが良い。
〆にスープ割りが出来る程、矢張りスープは余らず、最後は麺で絡め取る様にして完食。